湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

学会参加 in 谷津干潟(なぎはる)

2019-09-13

どうもです。なぎはるです。

湯沢市ジオパーク推進協議会との奮戦記、記念すべき3000回の更新となりました。

私はブログ廃止を訴えてきましたが、推進班員から「業務だから続けるべき」という反対意見があったので、更新を続けています。確かにこれまでの仲間が色々な想いのもと築いてきたものですから、今後も大事にしなくてはならないですね(サイトリニューアル後にどうなるかはわかりませんが。乞うご期待)。

さて、先日、千葉の谷津干潟にて行われた学会に参加してきました。

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津田沼駅に到着。高まるフォニックゲイン。

谷津干潟では、チドリ、ウミネコ、オオサギ、アオサギなど多様な鳥が見られました。

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一方で、干潟底質には1平米あたり15kgのホンビノス貝が、さらには悪臭原因となるアオサが生息しており、環境問題の一つとして、捉えられているとのこと。ホンビノス貝もアオサも食用だけど、ラムサール条約が足枷となって、生物の採集を良く思わない人が多いんだとか(結果、増えすぎてしまっている)。ジオパークはそうならぬよう、保全とワイドユースをしっかりと定着させなきゃですね。

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講演開始10分前の様子。ポスターは講演部屋の中央に貼ることができました\(^o^)/。

講演はとても有意義なものでした。内容は書き切れないので、一番心に残ったこと(センターで働く女性の言葉)のみお話しておこうと思います。以下、演者の言葉です。↓

「有期や異動のあるセンター職員にとってこれまで通りのやり方を続けることが無難だけど、そういう古い考えを捨てて、若者(小学生から大学生)にやり方を委ね彼らの手助けをするようにしている。新しいやり方は時に失敗を伴うけど、その失敗は私や若者を次へと導いてくれる。活気があるしとても楽しい日が続いている」

若者の可能性を強く信じている、すごく格好いい女性と感じました。私も将来、そういう格好いい大人になれたら、と思いました。


追記
今、私は上田市にいます。色々な場所の色々な人のお話を聞いて、それを役立て、湯沢市民に対して恩返し出来たらいいな、と思います。

会話:なぎはる

2019-09-07

なぎはるです。

先日、下北のKさんと統計解析、特に空間的自己相関分析に関するお話をしました。

私は生態学研究の際にメッシュデータを扱うことが多いので空間隣接行列は、ルーク型隣接関係に基づく比較的単純な空間重み付け行列を作成することが多いのですが、Kさんの研究は空間上に広がる不特定のドット状のサンプルを扱うことが多いため、ポリゴンやユークリッド距離、ドロネー三角形網などのもと複雑な系での隣接関係を定義する必要があるとのこと(たいへんだなあ。。(ノ´∀`))

生態学や観光統計学というのは空間的なパターンを加味した分析がどうしても外せないんですね(地質学もそうだと思いますが)。省力的な分析を志すためにも、RやQGISについてもっと勉強しなくちゃならないな、と感じましたよ。


秋田市在住のポーランド人の友達とお話をする。どうやらペンシルベニア大学の電子工学系博士号取得を目指しているらしく汎用プログラミング言語Pythonの勉強をしているとのこと。
私も良い機会なので電子工学について色々知るため、その手始めとしてRaspberry Piを用いた AI ディープラーニングによるカメラについて勉強し始めてみました。

物体検知用のフレームワークObject Detection APIを使えば比較的簡単に獣害やピープルカウント用の監視カメラがつくれそう。またネット回線を利用すればカウント数をホームページに載せたり、SNSであげたりすることもできそうだ。生態学や観光面で役立ちそうな技術(*´∀`*)。

市役所に入って以来、全く学究的な会話をしてこなかったけど、会話は良い刺激になるし、いろいろ学べてホント楽しいですね。
誰よりも勉強を怠ってきたぶん、もっと色々なことを知る努力をしていこうと思いました。

ガイド養成講座の講師をやりました

2019-09-02


皆さん、こんにちは。
イトケンです。

先週の8月31日(土)にガイド養成講座を実施しました。
普段は外部講師をお招きすることが多いのですが、今回はゆざわ初心者である自分がまさかの講師を担当しました。

あまり新しい内容を追加することはできませんでしたが、前任者のスライドを基に何とか実施できたかと思います。

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写真1:座学の様子

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写真2:院内石採石場跡での様子

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写真3:川原毛地獄での様子

ちなみに自分が担当する講座では、なぜか雨になることが多かったのですが、
この日は予想外にいい天気でした・・・。それはそれで暑いのでキツイのですがね・・・。

ただ、院内石採石場跡で話をしていたら、一瞬だけ雨に降られました。
2分前まで晴れていたのに!!

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写真4:院内石採石場跡で説明する様子。急にその場だけ暗くなる・・・。

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写真5:自分たちの頭上だけ黒い雲が・・・。

まだまだ湯沢さんに認められていないのでしょうか。

今後も精進します!!

イトケン

ヨコエビとプライマー設計(なぎはる)

2019-09-01

ども、なぎはるです。

最近、どたばたしていましたが、思いのほか、テンション高めです└('ω')┘
おそらく、いろいろなジオパークの方と話せたおかげですね。みなさんの優しさに感謝ですm(_ _)m

さて、突然ですが、みなさんは下の写真の動物をご存知ですか。
osira (5)
体長5mmぐらいでしょうか。
これは、「ヨコエビ」という動物で、湯沢市においては湧水地でよく見ることができます。
写真のヨコエビは、おしら様の清水で採集してきました(その他、一杯の清水や、くぞわたの清水にもいます)

一方で、湯沢市に生息するヨコエビが具体的に何というヨコエビかはわかっていません。
湧き水という地質由来の資源と生物との関係を明らかにする必要がある中で、「ヨコエビの同定」が進んでいないのは、
少し問題じゃないかな、と感じています。

この論文をみると、おおよその同定は誰でも簡単にできるようですね。例に倣って調べていき、湯沢市内のヨコエビの大半がヤマトヨコエビ、一部がフジノヨコエビ、ミカドヨコエビであると早くも見当をつけることができました。ただし、形態的な特徴に基づく同定には、限界があるため、場合によっては、遺伝的な調査を併用する必要があります。

そこで、以前取り上げたLamp法の勉強を兼ねて、ヨコエビ類のDNAを調査することにしました!!


…………と意気込んでおいてなんですが、遺伝子解析に関する専門書や参考資料を全く読んだことがないので、今回はあくまで、””なんとなくの感覚””でのDNA調査ないしプライマー設計になります。合理的な考えに基づいてやれば、素人の同定でも、まあ上手くいくだろ、てな感じで。問題があれば、ご指摘くださいね。

以下プライマー設計の手順。

1, ジェンバンクから、ヤマトヨコエビのリボソームRNAに関連する遺伝子情報を取得。
2, 12のハプロタイプの塩基配列を取得できるので、それらの相同性をチェックするために、
シーケンスアラインメントソフトを使う (ここではA plasmid Editorを利用)。
3, LAMP法プライマー設計のもととなる遺伝子領域 (特に相同性の高い遺伝子領域200bp以上)を探す。
4, DDBJのblastnにて、他の近縁種と特異な遺伝子領域かをチェックする。例えば「対象生物の遺伝子領域200bpと近縁種との相同率が90%以下」ならば20bp以上の塩基の組み合わせが異なるということなので、近縁種においてはDNA増幅できない可能性が高く、良いと考えられる。
5, lamp primer explorer v5にて、Lamp法におけるプライマーを構築。
6, カスタムオリゴの注文。
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↑A plasmid Editorの様子。すごく優秀なソフトですよね。

特別お金を支払わずともプライマー設計できるのだから…ホント良い時代ですよね(*^^*)

追記
ヨコエビの生息地を知っている方がいましたら教えて下さいm(_ _)m
よろしくおねがいします。

秋田弁

2019-08-27


皆さん、こんにちは。
イトケンです。

湯沢に来て、3か月。

少しずつ仕事も慣れてきたと思いますが、自分にとっての備忘録の意味も兼ねて、
この3か月で感じた秋田弁(湯沢弁?雄勝弁?)の印象について今日は書いてみたいと思います。

個人的には以下3つが印象深いです。

① 「んだ」の派生が多い
  「んだ」は本当に皆さん良く使っていますね。周りの職員さんが来客対応や電話応対をしている時の
  会話が聞こえてくると、「んだ」がよく聞こえてきます。

  そこで驚いたのは、「んだ」がそのまま使われるだけではなく、派生形が想像以上に多かったこと。
  これまで聞いたものだけでも、

  ・んだ
  ・んだべ
  ・んだっすな
  ・んだすべ?
  ・んだすか?
  ・んだども

  きっとまだまだ派生形があるのでしょうね。

  派生形が多いことも驚きましたが、それはつまり用法も多いということ。
  目上の人に対しても「使用可」というのは結構驚きました。

  そのため、これだけ派生形が多いと、うかつに言えないなぁと思っています・・・。

② 語尾に「こ」を付けるケースも多い

  どういうことかと言うと、分かりやすいのは「お茶っこ」。
  短い名詞の最後に「こ」を付けることが多い印象です。

  ・お茶っこ
  ・紙っこ
  ・犬っこ
  ・飴っこ
  ・湯っこ
  ・棒っこ(読みとしては「ぼっこ?」)
  ・じぇんこ(銭っこ → ぜにっこ → じぇんこ)
  ・話っこ

  ジオサイトになっている秋ノ宮の「川原の湯っこ」、そして冬の行事である「犬っこまつり」にも
  「こ」が付いていますね。
  どうして「こ」を付けるようになったのか気になるところです。
  
③ 「なんも」もよく言われる

  何かしら他の人に手伝ってもらったときに感謝を伝えると
  「なんもなんも」とよく言われます。

  初めのころから意味は分かっていましたが、理解するまでに何となく頭の中で少し時間がかかっていた印象です。
  1秒もかからない、ホントにわずかな時間ですが。

  英語とかフランス語でも似たような経験があるので、やっぱり自分にとって秋田の言葉は
  別の言語なんだなぁと改めて思いました。

一応、標準語圏(※)で育った人間としては、こういう特徴のある方言はすごくおもしろいなと思います。
方言も立派なジオパークの資産ですので、ガイドの皆さんをはじめとして、
皆さんも上手に活用してもらえたらと思います。

イトケン

※:千葉県の北東部育ちですが、ちゃんと方言もあります。
   いくつか紹介すると、
   ・「したっけ」
     →「そうしたら~」、「すると~」、「だから~」などの文章同士をつなぐ言葉。
     例:「昨日の夜、かなり寒かった。したっけ、風邪ひいた。」
  
   ・「あおなじみ」
     →「青あざ」のこと。茨城県のほうでも使うことがあるそうです。

   ・「じゅんぐり」
     →「順番に」、「順々に」の意味。東北でも使うところがあるそうです。

   ということで、東京の隣でも方言はあるのです。

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Author:湯沢市ジオパーク推進協議会事務局
世界ジオパーク認定登録を目指して日々活動している「湯沢市ジオパーク推進協議会」事務局です。

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