五才沼
2011-08-12
みなさん こんにちは

いよいよお盆ですね~
遠くに住んでいる家族・親戚や友人に久しぶりの再会
久しぶりに会って一緒に飲むお酒は格別においしく感じます

楽しみだなぁ
さて今日は「美の郷ゆざわジオパーク構想」ジオサイト候補地の五才沼 をご紹介します
五才沼 は 桁倉沼 の東1km、木地山高原の東端にあります

兜山の噴火に伴う火口原の窪地に形成された沼と考えられていて
木地山高原湖沼群の中では一番小さい沼です

これまでご紹介してきた じゅんさい沼、田螺沼、桁倉沼、苔沼、五才沼は
上位湖沼群と呼ばれ 標高約500mの平原の窪地に位置しています
これらは兜山、奥宮山や南の高松山・山伏岳に囲まれていることから
火山噴火によってできたカルデラの平坦地に形成されたものと推察できます
兜山の大規模な軽石流と火砕岩の噴出(約30万年前)、
高松岳の溶岩噴出(約20万年前)に伴って 地下に生じた物質の欠損(マグマの流失)を
補うため木地山高原一帯が大規模に陥没しました
この陥没を伴う地殻変動によって兜山の噴火口の周辺に平坦な盆地が形成されました
その後、急傾斜の山岳部が崩落・滑落した結果、異なる標高の窪地に沼が形成され
階段上に沼が分布していると考えられています
中位湖沼群(板戸沼、若畑沼、若畑化石湖)は上部滑落体、
下位湖沼群(貝沼、細沼、皿小屋沼)は下部滑落体によって形成されました
これらの沼もいずれご紹介していく予定です

以上 本日のブログは湯沢市ジオパーク推進協議会事務局のチムニー
が担当しました


いよいよお盆ですね~

遠くに住んでいる家族・親戚や友人に久しぶりの再会

久しぶりに会って一緒に飲むお酒は格別においしく感じます


楽しみだなぁ

さて今日は「美の郷ゆざわジオパーク構想」ジオサイト候補地の五才沼 をご紹介します

五才沼 は 桁倉沼 の東1km、木地山高原の東端にあります


兜山の噴火に伴う火口原の窪地に形成された沼と考えられていて
木地山高原湖沼群の中では一番小さい沼です


これまでご紹介してきた じゅんさい沼、田螺沼、桁倉沼、苔沼、五才沼は
上位湖沼群と呼ばれ 標高約500mの平原の窪地に位置しています

これらは兜山、奥宮山や南の高松山・山伏岳に囲まれていることから
火山噴火によってできたカルデラの平坦地に形成されたものと推察できます

兜山の大規模な軽石流と火砕岩の噴出(約30万年前)、
高松岳の溶岩噴出(約20万年前)に伴って 地下に生じた物質の欠損(マグマの流失)を
補うため木地山高原一帯が大規模に陥没しました

この陥没を伴う地殻変動によって兜山の噴火口の周辺に平坦な盆地が形成されました

その後、急傾斜の山岳部が崩落・滑落した結果、異なる標高の窪地に沼が形成され
階段上に沼が分布していると考えられています

中位湖沼群(板戸沼、若畑沼、若畑化石湖)は上部滑落体、
下位湖沼群(貝沼、細沼、皿小屋沼)は下部滑落体によって形成されました

これらの沼もいずれご紹介していく予定です


以上 本日のブログは湯沢市ジオパーク推進協議会事務局のチムニー

