湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

十分一御番所跡

2011-11-08

こんにちは

今日は立冬ですね

立春、立夏、立秋に比べ、「もう冬だな~」という実感がわきやすい気がします

さて、今日は十分一御番所跡をご紹介します

十分一御番所跡はJR院内駅の西約3.5km、
銀山川の入口(国道108号から約100m奥)にあります

慶長14年(1609)に秋田藩が開設した院内銀山関所跡で、
院内銀山でただ一つの出入り口でした

銀山内で課せられる税の中に「入役」というものがあり、
銀山に入る各種の物品について価格評価し、
十分の一(10%)の税金を徴収していました

十分一御番所は、この税金を徴収することを主な目的として設置された番所です

銀山に納入する炭、酒、材木など19種から物品に対する十分の一税の徴収の他に、
鉱業税、人頭税、地子税などがありました

古文書には、他の鉱山では例を見ない多重の税金を課したと記されています

江戸時代の十分一御番所
江戸時代の絵図に描かれた十分一御番所

十分一という名前は、10%の物品税を徴収する番所に由来し、
現在も地名や河川名に残っています

銀山入り口付近の地籍は、「湯沢市院内銀山町十分一」、
その前を流れる川は「十分一川」などなど

院内のみならず、大きな鉱山跡には十分一の地名が残っています

また、番所には種々の掟を掲げた高札場が設けられ、
銀山の統括警備を担当する役人の詰所もありました

出入りする人物を調べ、キリシタンの潜入、坑夫や犯罪人の逃亡、
浪人者の取り締まりなど院内銀山を警備する重要な役割を果たしていました

後には、異人館のビリヤード場や集会場などとして利用されました

十分一御番所跡と異人館
十分一御番所跡と異人館(明治27年頃)

現在の十分一御番所跡は、石垣がわずかに残るのみとなっています

現在の十分一御番所


それでは次回は、今日の記事の中にも出てきた異人館跡をご紹介します

最近、睡眠欲に負けっぱなしの
湯沢市ジオパーク推進協議会事務局トビウオがお伝えしました
プロフィール

湯沢市ジオパーク推進協議会事務局

Author:湯沢市ジオパーク推進協議会事務局
世界ジオパーク認定登録を目指して日々活動している「湯沢市ジオパーク推進協議会」事務局です。

御訪問ありがとうございます
カレンダー
10 | 2011/11 | 12
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -
湯沢市のお天気時計
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
リンク
検索フォーム
Yahoo!ニュース
RSSリンクの表示
QRコード
QR
都道府県別アクセス数
過去1週間の状況です

ジオターゲティング