湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

田代沢の三途川層植物化石

2011-11-21

皆さんこんにちは

最近、徒歩で出勤することがありましたが、本当に季節の移り変わりを肌で実感しますね
木枯らしが肌にささるように吹き、歩いていても中々汗をかかなくなったなぁ~っと思いながら通勤しました
これから雪が本降りになると天気予報もすごい気になってきますね

さてさて

今日は、さらに「美の郷ゆざわジオパーク」のジオサイト候補地、皆瀬でいきたいと思います
皆さん、皆瀬に化石が採れる場所があることはご存じでしたか
私化石というと、恐竜とか昆虫とかをイメージしていましたが、まさか化石が採れる、ましてや植物の化石が採れる、とは思ってもいませんでした
今日は、そんな場所を紹介していきたいと思います

その場所は、国道398号の秋田と宮城の県境花山峠から約5km下った深い沢にあります

田代沢化石

田代沢周辺の地質は、川底に虎毛山層のデイサイト質角礫岩・凝灰岩が露出し、その上に三途川層の泥岩と砂岩の互層が重なっています
上流部には、砂岩泥岩互層と異なる、人頭大~数m大の巨礫を含んだ凝灰岩質の礫があります
この礫は雑多な種類で、安山岩デイサイト溶結凝灰岩泥岩などの角ばったもので、急激に崖の下に落ちてきて、堆積したものです
またこの礫は、高松岳や山伏岳の稜線部を作るデイサイト質溶岩流の下部を構成するもので、カルデラ壁を埋める激しい火山活動によるものであると考えられます

ちなみに礫とは、砂よりも大きい岩石片のことで、一般に直径2mm以上のものを礫というのだそうです

植物化石は、沢の所々の成層に堆積した砂・泥岩のはさみに保存状態で産出します
植物化石は、三途川渓谷で産出される「三途川植物化石」に類似するものの、やや現世に近い多様な種類を含みます

田代沢化石②

植物というと、化石にならずにそのまま土に還ってしまうイメージがありますが、このように互層に挟まれる形で保存されるとそのままの姿で残ってくれるんですねぇ~様々な要因が重なってこその化石なので、本当にすごいことだと思います

植物化石にとっても感動した湯沢市ジオパーク推進協議会事務局のふぢが今日のブログを担当しました
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世界ジオパーク認定登録を目指して日々活動している「湯沢市ジオパーク推進協議会」事務局です。

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