湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

温泉が出る仕組み

2011-12-07

皆さんこんにちは

今日はまた一段と暗くなるのが早いのかな?と、思いながら仕事している湯沢市ジオパーク推進協議会事務局のふぢです
冬至を過ぎるまでは本当に日が短くて…一日が夏よりも短くて損した気分になります
あ~本当に春が待ち遠しいです

さてさて

今日は、『なぜ大量の温泉が出るのか?』という題で、温泉の出る仕組みを簡単にですが、説明させて頂こうと思います

「いこいの村」から小安の区域は沈降帯で、その基盤(花崗岩、変成岩等)の深度は、海抜-1000mを越えるのに対して、東側の隆起帯(栗駒山)に向って浅くなり、栗駒山付近では海抜より浅くなると推定されています

地下深部にある溶融したマグマの熱は、基盤岩を加熱し、基盤岩の表層温度は250~300℃と高温です

大湯、小安周辺には北西-南東系と北東-南西系の断裂構造(断層や破砕帯、割れ目)が交差しており、天水はこの断裂を通って地下深部まで浸透し、加熱されて軽くなり、別の断裂系を伝って上昇し、その一部が湧出し、地表で蒸気や熱湯を噴気しています(地下における水の熱対流現象

地下の熱対流に重要な役割を果たしているのが、鮮新世の虎毛山層の溶結凝灰岩です
この地層は緻密で、熱水流体の熱放散を防ぎ、高温を保つ作用(熱に対するキャップロック)を果たしています

キャップロックとは…帽岩ともいいます石油や天然ガス,地熱鉱床で,油層やガス層,熱水層の上部にあって石油,ガス,熱水の拡散を防ぐ役目をするケツ岩などの不透過性岩層のことをいいますまた地すべり地帯ではすべり面の上位にあり地下水を多量に含む岩層をさします
(ちなみにケツ岩は、頁岩と書き、この岩には水中に堆積した泥が元となっているので、生物化石が含まれていることが多いんですよぉ~

そのため、小安・大湯周辺の100℃の等温線は、地表付近にあり、地表で高温の蒸気が噴出しています

温泉が出る仕組み

図で表すとこのようになります
ちょっと分かりにくいかもしれませんが…とっても簡単に要約すると、水が温められてお湯になり、そして、地表に近いところで100℃になる場所がありますそこにお湯がいくと…水の沸点は100℃ですから、蒸気になりますよね
それが「美の郷ゆざわジオパーク構想ジオサイト候補地、小安峡の大噴湯や大湯温泉の噴気露頭となるのです

あまりにざっくりと最後は締めてしまいましたが、今日はこのへんで失礼させて頂こうと思います
次回は、この温泉の出る仕組みを踏まえて説明させて頂こうと思います
プロフィール

湯沢市ジオパーク推進協議会事務局

Author:湯沢市ジオパーク推進協議会事務局
世界ジオパーク認定登録を目指して日々活動している「湯沢市ジオパーク推進協議会」事務局です。

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