湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

川原毛地獄

2011-12-29

こんにちは

今日は「美の郷ゆざわジオパーク構想」ジオサイト候補地川原毛地獄についてお話しします

川原毛地獄は木地山高原・小安温泉郷と秋の宮温泉郷を結ぶ、県道310号線沿いにあります

川原毛地獄

川原毛地獄周辺の地質は、三途川層(600万~530万年前)が堆積する以前に
激しい火山活動で形成された、虎毛山層と呼ばれるデイサイト質凝灰岩類からなります

川原毛地獄の山は、白い山肌と奇岩・怪岩におおわれていて
各所から硫黄や水蒸気が噴出し、草木の生えない寂莫とした光景です

特異な自然景観を持ったこの地域は、自然観察教育林に指定されています

川原毛地獄は古くから羽州の通融嶮と呼ばれ、南部の恐山、越中の立山と共に大霊山の一つで
王朝の時代から多くの修験者や参詣者がこの地を訪れた、女人禁制の山でした

江戸時代後期の菅江真澄も鬼気迫る絵を描いています

川原毛菅江真澄


月窓和尚が大同2年(807)、川原毛山に霊通山前湯寺と称する庵寺を建立して、千日間山籠りし
また天長6年(829)には慈覚大師が訪れて、地蔵尊像を奉献したといわれています

明徳4年(1393)、前湯寺は栴檀(せんだん)上人によって下流の集落、三途川に移されました

このような伝承を持った川原毛地獄山には、血の池地獄、針山地獄などの名がついた136の地獄があり
昔、案内人が参詣人にそれらの場所を説明して、恐怖と珍奇を呼びおこしながら
信仰心を高めたと言い伝えられています

さらに、長禄3年(1459)に霊通山前湯寺を稲庭字小沢に移し「嶺通山広沢寺」と改めました

そして小野寺氏の菩提寺とし、住僧と共に宝物の慈覚大師御手作りの「仮面」、祭器・備品を移しました

ところがその後、寺は3度の火災に襲われ
貴重品の保管先の土蔵まで明治7年の火災で焼失してしまいました

川原毛は日本の三大地獄山ですが、“極楽”の地でもあります

ここは小高い嶺で南に山伏岳を、西北に東鳥海山(権現山)を望み
春から夏にかけては、新緑に引き続いて高山植物の花が咲き競い

川原毛紅葉

秋には錦を織るような紅葉の間に姫小松の老木が装いをこらしたりと
素晴らしい景勝を満喫することができるところでです

本日のブログは年賀状作成に追われている
湯沢市ジオパーク推進協議会事務局のチムニーが担当しました



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世界ジオパーク認定登録を目指して日々活動している「湯沢市ジオパーク推進協議会」事務局です。

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