湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

旧羽州街道と雄勝峠

2012-05-30

こんにちは

今日は、旧羽州街道と雄勝峠についてお話しします

羽州街道・切り通し
旧羽州街道の切り通し

旧羽州街道
旧羽州街道・愛宕神社へ向かう道筋

旧羽州街道は、奥州街道(江戸~盛岡~青森)の宿場である桑折(現福島県桑折町)から西に分かれて、
山形藩、新庄藩、秋田藩を通り、津軽藩に至る主要街道でした

江戸時代以前は、山形県金山町と秋田県秋ノ宮を結ぶ「有屋峠」と、
女甑山(めこしきやま)の山裾を越える「甑峠」が山形県と秋田県を結んでいました

佐竹義宣(よしのぶ)が秋田に転封された翌年の慶長8年(1603)、
秋田藩は馬や籠が通れるように道路開削工事に着手し、雄勝峠(杉峠)を整備しました

この工事により完成した羽州街道は、秋田藩や津軽藩などの東北諸藩の参勤交代路として大いに賑わい、
雄勝峠の両側の及位(山形県)と院内に関所が置かれました

下院内宿は雄勝峠を越えて最初の宿場町で、羽州街道の宿場町としてだけではなく、
関所の町としても重要でした

院内には、現在も江戸時代の街並みが随所にみられ、
直角に曲がる道や古民家・古屋敷が残されています

旧羽州街道の道筋の大半は、ほぼ現在の国道13号と7号の原型をなしています

また雄勝峠には、約350mにわたり山の斜面を開削して街道が建設・拡張された際の
石英安山岩の露頭があります

旧羽州街道・安山岩の露頭
石英安山岩の崖が連なる旧羽州街道

非常に緻密で硬質な岩石なため、
重機器の少ない時代においては大変な工事であったと考えられます

当時、「箱根の如き難関」と称された雄勝峠ですが、
現在はJR奥羽本線と併行して国道13号にトンネルも整備され、険しさはなくなりました

旧羽州街道地図
赤い線が昭和30年頃まで使用された旧羽州街道、青い線が旧国道13号、
現国道13号には、延長1,375mの新雄勝トンネルが整備されました


以上、湯沢市ジオパーク推進協議会事務局のトビウオがお伝えしました

プロフィール

湯沢市ジオパーク推進協議会事務局

Author:湯沢市ジオパーク推進協議会事務局
世界ジオパーク認定登録を目指して日々活動している「湯沢市ジオパーク推進協議会」事務局です。

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