畝状竪堀と十字の石碑
2012-05-06
こんにちは
この記事では、小野城の歴史や主な構造についてお話ししましたが、
今回はもう少し詳しく見ていきたいと思います

小野城跡の南西斜面には、畝状竪堀群というお堀の跡があります
斜面に縦に造られた堀を竪堀(たてぼり)呼び、
3条以上の竪堀が横に連接しているものを畝状竪堀(うねじょうたてぼり)と呼びます
三重掘の1条目の堀切は西斜面の竪掘ですが、
途中で横堀を派生し、4条の畝状竪掘を派生させています
畝の規模は2.0~2.5mで、秋田県で見られる畝状竪掘群の中でも最大級の大きさです

また、小野城跡の登り口から急な山道を上っていった所に石祠があります
その石祠の裏には十字の印が刻まれており、隠れキリシタンの遺構だと考えられています


湯沢市内には、北向き観音とキリシタン慰霊之碑や雲岩寺のマリア観音像など、
隠れキリシタンにまつわる石碑や石像などが多く残されていますが、
これは湯沢市に鉱山が多かったためと考えられています

(昔の鉱山は独自の掟をもつ一種の治外法権地域であり、よい隠れ場所であったため)
以上、湯沢市ジオパーク推進協議会事務局のトビウオがお伝えしました


この記事では、小野城の歴史や主な構造についてお話ししましたが、
今回はもう少し詳しく見ていきたいと思います


小野城跡の南西斜面には、畝状竪堀群というお堀の跡があります

斜面に縦に造られた堀を竪堀(たてぼり)呼び、
3条以上の竪堀が横に連接しているものを畝状竪堀(うねじょうたてぼり)と呼びます

三重掘の1条目の堀切は西斜面の竪掘ですが、
途中で横堀を派生し、4条の畝状竪掘を派生させています

畝の規模は2.0~2.5mで、秋田県で見られる畝状竪掘群の中でも最大級の大きさです


また、小野城跡の登り口から急な山道を上っていった所に石祠があります

その石祠の裏には十字の印が刻まれており、隠れキリシタンの遺構だと考えられています




湯沢市内には、北向き観音とキリシタン慰霊之碑や雲岩寺のマリア観音像など、
隠れキリシタンにまつわる石碑や石像などが多く残されていますが、
これは湯沢市に鉱山が多かったためと考えられています


(昔の鉱山は独自の掟をもつ一種の治外法権地域であり、よい隠れ場所であったため)
以上、湯沢市ジオパーク推進協議会事務局のトビウオがお伝えしました

