湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

木地山と木地師

2012-07-13

九州での大雨被害が拡大していますね…

特に熊本・大分両県での被害がひどく、阿蘇市では全域に避難勧告が出されたようです。

阿蘇市には、世界ジオパークへの認定申請中の阿蘇ジオパークがあり、
5月に幕張で行われた公開審査でもご一緒しました。

気象庁では今後も大雨への警戒が必要としていますが、
これ以上被害が広がらないよう、心よりお祈り申し上げます。

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さて、湯沢市高松地区には、苔沼や桁倉沼などの湖沼が点在する木地山高原がありますが、
この「木地山」という地名は、木地師が住んでいたことに由来します

苔沼
木地山高原湖沼群の一つ・苔沼

木地師とは、ろくろを使ってお椀やお盆などの木工品を作る職人のことで、
発祥の地は近江国(現滋賀県)筒井村小椋庄とされています

平安時代、惟喬(これたか)親王がろくろ技術を発明し、
小椋庄の人々に教えたのが木地師集団の始まりとされています

その後、濫伐によって原材料の不足・枯渇が進むと、木地師の諸国出稼ぎが許可されました

これにより日本中のどこへでも往来ができるようになり、原木の伐採が許可され、
商売の自由と諸役免除が保障されることとなりました

現在木地山に住む小椋家の先祖も、良質の木地を求めて各地を転々とし、
宇留院内を経て木地山へと至ったといわれています

木地師は本業のかたわら、子供たちの玩具として「こけし」を作っていました

大正に入ると、他の新しい玩具に押され、玩具としてのこけしは衰退していきましたが、
代わりにこけしの蒐集家が現れ始め、大人の鑑賞物として普及していきました

木地山でもこけしが作られており、木地山こけし(木地山伝統こけし)と呼ばれています

木地山伝統こけしは、頭と胴を一本の木で作る作り付け式構造によって作られます

絵の具ではなく染料で模様を描き、化学塗料(ラッカー)の代わりにロウで磨くという
伝統こけしならではの技法を用いています

特徴は一文字のくっきりとした目鼻立ちと梅花模様の前垂れ姿で、素朴な愛らしさが持ち味です

木地山こけし

蝉の声が聴こえる湯沢市ジオパーク推進協議会の事務局より、トビウオがお伝えしました

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Author:湯沢市ジオパーク推進協議会事務局
世界ジオパーク認定登録を目指して日々活動している「湯沢市ジオパーク推進協議会」事務局です。

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