湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

化石のでき方①

2012-09-13

こんばんはm(_ _)m

前回の担当記事で予告しましたが、
第7回ジオガイド養成講座〈中級の部〉で勉強した内容を、
今後の記事で書いていきたいと思います。

先日、事務所で小学校向けの出前講座のお話があった時に、
地元小学生から寄せられた質問を目にしました。そこには、

「化石はどうやってできるのですか?」

といったような、非常にストレートな質問が多数書かれていました。
これまで、案内書やそれの元となった調査報告書、
地学の参考書などを読んで色々勉強していたつもりなのですが、
そういったシンプルな質問には、答えが詰まってしまいました…。

そんな中、ちょうど先日の中級講座で化石に関する講義があったので、
ここでもう一度復習したいと思います。


【三途川層から産出する植物化石のできかた①】

植物化石1

三途川層の植物化石の形成において、まず重要な要素となっていたのが、
三途川カルデラ(約600万~300万年前)の存在だったのではないかと考えられます。

講座の中で配布された資料によると、
周囲の火山活動が収まっている間、湖に静かに泥が堆積して、
川から運ばれた植物の葉が静かに堆積していった。

という内容が書かれています。

この静かにという部分が重要だったのではないでしょうか。
他の参考書や資料を見ても、やはり「湖のような場所で静かに堆積した植物が化石になりやすい」
という内容が書かれていました。

三途川層の露頭では、とてもきれいな層理が観察されます。
これは、水の流れの速い川底や、風が吹く地表ではなく、
ある程度深い湖の底で、静かに砂や泥が積もっていったために、できたものだと考えられます。
また、強い風や急な水の流れにさらされれば、植物の葉っぱはバラバラになってしまうはずです。
三途川層の植物化石のような、しっかりとした形が残ったものができるためには、
静かな水の底という環境が必要だったのではないでしょうか。


化石ができるまでの過程は、まだまだ続きます。
今回はまず、化石ができるのに適した場所として沼や湖が考えられ、
ちょうど三途川には巨大なカルデラ湖があった。

ということを押さえておきたいと思います。

湯沢市ジオパーク推進協議会事務局のふらっとでしたm(_ _)m
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