湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

化石からわかること

2012-09-21

こんにちはm(_ _)m

昨日今日は、なんだか急に涼しくなってしまい、
嬉しいですけど、風邪をひきそうで困ります…。
もっと緩やかに季節が変わってほしいものです。

さて、これまで続けてお伝えしてきた化石についての記事ですが、
(→前回前々回)
今回は、そのようにしてできた化石が発掘されて、
どんなことが分かるのか、ということについて考えていきたいと思います。

まず、化石が地面から出てきたとして、それをどうするかというと、
おしゃれなオブジェとして部屋に飾るのも良いですが、
その前に色々と調べてみるのも面白いと思います。
大昔の生物の姿がそのまま残っているわけですので、
その化石は、彼らが生きていた時代の情報を私たちに教えてくれます。

そのうちの一つは、歴史です。
例えば恐竜や、アンモナイトの化石などは、その生物が生きていた年代を詳しく教えてくれます。
なぜそれらの化石から年代が分かるかというと、
彼らは年代ごとに、その姿と形・種類が、規則的に分類できるからです。
さらに、一つの種類の繁栄していた時期が、短いものが多いのも特徴です。

例えば、地殻変動によって地層が傾いていたり、上下が入れ違いになっていたりしている場合があります。
そうした場合、〇〇時代には〇〇サウルスがいて、××時代には××サウルスがいる
ということが分かっていて、その場所からそれらの化石が出てきたとすれば、
地層の状態と関係なく、その年代を測定することができるはずです。

そのような化石のことを、示準化石といいます。

ただし、この方法では相対的な年代は分かっても、
絶対的な年代というものを調べる上では、十分な情報が得られません。
なので、他にも色々な年代測定の方法を併用して、ひとつの地層の年代を決定しています。

OF-P28.jpg

三途川層の植物化石も、地層の年代測定に役立っている面があります。
こちらの論文などに、そういった情報が記載されていましたので、
興味のある方はご覧ください(超難解な論文でしたが…)。
↓↓↓↓↓

武藤章(1965):秋田県東南部地域の新第三系の層序
(論文URL⇒ http://ci.nii.ac.jp/els/110003020619.pdf?id=ART0003459772&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1348190750&cp=)

(↑直接論文PDFに繋がらない場合は、表示される画面の指示に従って、
「戻る」ボタンを押していただき、論文タイトルが記載されたページに移ったら、
「CiNii論文PDF-オープンアクセス」のリンクをクリックしてください)

西村進・谷口政碩・角湾愛(1976):秋田県南部小安温泉付近の火山岩類のフィッション・トラック年代
―日本の地熱活動に関連する火成岩のフィッション・トラック年代(1)―
(論文URL⇒ http://www.gsj.jp/data/bull-gsj/27-11_01.pdf)

↑↑↑↑↑
色々論文を漁っていて、なんだか大学の頃以上に勉強している気がしてならない、
湯沢市ジオパーク推進協議会事務局のふらっとでしたm(_ _)m
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Author:湯沢市ジオパーク推進協議会事務局
世界ジオパーク認定登録を目指して日々活動している「湯沢市ジオパーク推進協議会」事務局です。

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