湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

H25 第4回ジオガイド養成講座中級の部

2013-07-02

 みなさま、こんにちは。
 湯沢市ジオパーク推進協議会事務局のミレーです。

 先日に行われました、ジオガイド養成講座《中級の部》第4回の様子をご紹介します。


 今回の講師も前回、前々回に引き続き、藤本幸雄先生にお願いしました。
 いつもありがとうございます! 1_20130701111441.jpg

 座学を経て、兜山へ。
 菅江真澄も絵に描いた特徴的な山肌は、どのようにして形成されたのでしょうか?
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 続きまして、地獄へ。川原毛地獄へ。
 山肌から吹き出す硫化ガスは水と結びついて硫酸の雨と化し、大地を不毛と化しました。
 寂莫たる川原毛地獄の姿は、ある意味では“酸性雨”の究極形なのかもしれません。
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 川原毛地獄の帰り、泥湯温泉ではかつて起きた悲しい事故についてのお話がありました。
 大地からの恩恵のすぐ傍らに、大きな危険が潜んでいることを忘れてはならない。鎮魂碑が語りかけます。
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 続きまして、桁倉沼&苔沼へ。
 主として桁倉沼では遠方に見える崖と沼の関係について、苔沼では沼ができた後の変遷について解説を受けました。
 苔沼では、「ホソミオツネントンボ」が鮮やかな青で参加者の眼を楽しませてくれました。
5_20130701111440.jpg
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 桁倉沼のほとりで昼食を済ませ、午後の部へ。

 一気に宮城との県境近く、栗駒神水のもとへ。
 わかりにくいですが、写真の下には栗駒神水があり、背後の山が水を蓄えているイメージです。
 “火山は水の山”です。
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 山を下り、お次は不動滝へ。
 「ぼろぼろ」と崩れやすい三途川層が、ハンマーで叩いてもなかなか割れないほど「かちかち」になったのは、温泉変質作用によるものです。氷河期の訪れによる海水面の低下も、不動滝の形成に関係がありました。このような例は、身近な自然から世界へと考えを膨らませるきっかけになるのではないでしょうか。
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 そして最後に、小安峡大噴湯へ。
 大地の息吹を実感させる場所であると同時に、今まさに温泉変質作用が起きている現場であります。
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 今年度の中級講座では、三回続けて湯沢の大地の歴史を辿ってきました。
 一億年以上前から出発し、今回でついに“現在”までやってきたことになります。
 大地と人があってこそのジオパーク。その大地について、知識と感動、両面から追っていけたのではないでしょうか。


 本日のブログはミレーがお送りしました。
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世界ジオパーク認定登録を目指して日々活動している「湯沢市ジオパーク推進協議会」事務局です。

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