湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

奥小安調査

2013-07-21

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みなさんこんにちは!どらごんです。
先日、化石資料室のリニューアル記念講演会が開かれました。2名の先生をお招きし、ご講演していただきました。

講演会のためにお呼びした、伊藤谷生先生(帝京平成大学)と奥小安の調査に行ってきた様子をご報告いたします。

伊藤先生は、30年近く前に小安〜奥小安にかけての皆瀬川流域を調査され、虎毛山層や三途川層を作った、火山活動とそれにともなう構造運動を解明されました。

今回は、虎毛山層と三途川層境界の再確認を目的に行なわれました。

上の写真は上小鳥谷橋の下の川原に露出する、溶結凝灰岩(虎毛山層)です。溶結組織をもつ火砕流堆積物です。


トロッコ道の入り口から、皆瀬川の上流側へと進みました。

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途中には、所々に崩れている場所があり、注意しながら進みました。

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道はかつてのトロッコ道だったため平坦で、歩きやすく、非常に涼しく快適でした。

南へ 2 km ほど進みましたが、その間は標高差がほとんど無く、地層の上下変化はほとんど見ることができませんでした。
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こちらもやや溶結した凝灰岩で、火砕流堆積物の特徴を表わしています。

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道脇に三途川層の湖成層に似た、泥岩の岩塊が落ちていました。おそらく上ほうから落ちてきたものだと思われ、虎毛山層との接触関係が見られるところは無いかと期待がふくらみます。

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しかし、数日続いた大雨の影響で河川が増水しており、鉄橋の先へは進めそうにありませんでした。

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鉄橋の下の河床は凝灰岩でしたが、川原の礫には、湖成層に由来すると考えられるものがかなりあり、植物化石を含むものも見られました。

今回は境界を見ることができませんでしたが、水の少ない時期に再挑戦し、両者の関係の再調査を行なえればと思います。

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ぼくの経験上、雨上がりには、よくキノコが生えています。
どうしてなのかはわかりませんが、なんとなく、雨が上がって晴れた時に「胞子を飛ばしやすい」のかなあ、などと思っています。

ちなみに写真の鮮やかなキノコは「タマゴタケ」のようです(*ただし確証はありません)。
毒のあるテングタケの仲間ですが、こいつには毒は無く食用のキノコだそうです。

キノコには猛毒を持つものがありますので、十分に注意してくださいね。

キノコ好きのどらごんがお伝えしました。
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