ジオガイド養成講座中級の部・第7回
2013-08-31
みなさま、こんばんは。
湯沢市ジオパーク推進協議会事務局のミレーです。
本日、ネイチュアリングスクール『木風舎』より、橋谷晃先生を迎えてジオガイド養成講座中級の部第7回を行いました。会場は小安のとことん山キャンプ場です。
「今日は小学5・6年生のつもりで!」ということで、まずはキャンプ場内の自然散策へ出発です。


ここで先生が着目したのは、「土」でした。
森の土は、なぜこうも「ふかふか」なのか?
みんなで踏みしめたり、土を掘ってみたり、何から土ができているかを見てみたり……

しゃがんで宝探しでもしているのでしょうか?
……確かに、お宝といえば、お宝です。
この「森の土」は、後々実験でも活用します。
普段何気なく目にしている「森の木々」も、ちょっと興味を持ってみれば実に奥深い。
「気づき」「発見」へスムーズに導いてくれる、さすがです。

では、ちょっとした実験を。
実験のテーマは、「森の土はどれくらいの“水”を含んでいるのか?」というものです。

三ケ所から集めてきた土の重さを測ります。
その後、それぞれの土の水分を飛ばした後でもう一度重さを測ることで、土に含まれる水の量を調べるというものです。
いったい何が始まるんです?

土焼きです。


なかなか……というよりは普通絶対にお目にかかることのない光景です。
今回実験で用いた土は以下の三種類です。
①キャンプ場入口付近通路の硬い土
②スキー場斜面の芝生の土
③キャンプ場の森の土
それぞれ300グラム用意し、水分を飛ばした後で再度計測しました。すると……
①250グラム
②210グラム
③80グラム
すごい結果だと思います。
特に③、森の土は重さの7割が水という結果になりました。まるで人間の体重に対する水の比率、あるいは地球の表面積に占める海の割合のようです。なにか運命的なものを感じます。
「森はスポンジのように水を吸収して保つ」と聞くには聞いていましたが、まさかこれほどとは。

森の偉大さを実感した実験でした。
その後は屋内で、「ガイドとは?」という大きなテーマのもとで講義をしていただきました。

ガイドの心得にはじまり、安全対策、緊急時への対処法、危険動物についての対策等々、非常に盛りだくさんの内容であり、参加者の皆様とも活発な意見交換が行われました。
ミレーとしましては、「ガイドは自分自身の感動を伝えることから始まる」という言葉が心に残りました。
はじめからおわりまで、溢れんばかりの笑顔で対応していただきました橋谷先生、ありがとうございました!
ぜひ、またゆざわジオパークへお越しください。

本日のブログはミレーがお送りしました。
湯沢市ジオパーク推進協議会事務局のミレーです。
本日、ネイチュアリングスクール『木風舎』より、橋谷晃先生を迎えてジオガイド養成講座中級の部第7回を行いました。会場は小安のとことん山キャンプ場です。
「今日は小学5・6年生のつもりで!」ということで、まずはキャンプ場内の自然散策へ出発です。


ここで先生が着目したのは、「土」でした。
森の土は、なぜこうも「ふかふか」なのか?
みんなで踏みしめたり、土を掘ってみたり、何から土ができているかを見てみたり……

しゃがんで宝探しでもしているのでしょうか?
……確かに、お宝といえば、お宝です。
この「森の土」は、後々実験でも活用します。
普段何気なく目にしている「森の木々」も、ちょっと興味を持ってみれば実に奥深い。
「気づき」「発見」へスムーズに導いてくれる、さすがです。

では、ちょっとした実験を。
実験のテーマは、「森の土はどれくらいの“水”を含んでいるのか?」というものです。

三ケ所から集めてきた土の重さを測ります。
その後、それぞれの土の水分を飛ばした後でもう一度重さを測ることで、土に含まれる水の量を調べるというものです。
いったい何が始まるんです?

土焼きです。


なかなか……というよりは普通絶対にお目にかかることのない光景です。
今回実験で用いた土は以下の三種類です。
①キャンプ場入口付近通路の硬い土
②スキー場斜面の芝生の土
③キャンプ場の森の土
それぞれ300グラム用意し、水分を飛ばした後で再度計測しました。すると……
①250グラム
②210グラム
③80グラム
すごい結果だと思います。
特に③、森の土は重さの7割が水という結果になりました。まるで人間の体重に対する水の比率、あるいは地球の表面積に占める海の割合のようです。なにか運命的なものを感じます。
「森はスポンジのように水を吸収して保つ」と聞くには聞いていましたが、まさかこれほどとは。

森の偉大さを実感した実験でした。
その後は屋内で、「ガイドとは?」という大きなテーマのもとで講義をしていただきました。

ガイドの心得にはじまり、安全対策、緊急時への対処法、危険動物についての対策等々、非常に盛りだくさんの内容であり、参加者の皆様とも活発な意見交換が行われました。
ミレーとしましては、「ガイドは自分自身の感動を伝えることから始まる」という言葉が心に残りました。
はじめからおわりまで、溢れんばかりの笑顔で対応していただきました橋谷先生、ありがとうございました!
ぜひ、またゆざわジオパークへお越しください。

本日のブログはミレーがお送りしました。