湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

西馬音内の盆踊り(羽後町)を見学してきました

2013-08-21

こんにちは。湯沢市ジオパーク推進協議会事務局のかわべぇです。
先日は、ゆざわのお隣・雄勝郡羽後町の西馬音内の盆踊りを見学しにいきました。

西馬音内の盆踊りは、毎年8月16日から18日に行われ、わたしは最終日の18日に見学に行きました。

多くの観光客が出ると聞いていたので、
「どんな場所でやるのだろう?」と思いながら、囃子の音を頼りに会場に向かいました。

盆踊りは、小さな公園で行われる。わたしの盆踊りのイメージです。
子どもの頃参加した盆踊りは、住宅地のなかにある、本当に小さな公園で行われていました。

家と家のあいだにある細い砂利道を抜けると、ようやく人だかりにぶつかりました。
そこは、ふつうの商店街でした。時刻は7時半を少し回ったところ。すでに踊りははじまっていました。
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「盆踊りとは、こういうものだったのか」

最初に思ったのは、そんな感想でした。
正しい盆踊り、間違った盆踊り……そんなものはないのでしょうが、踊り手たちの姿を見るとそんな思いに駆られました。
少なくとも、わたしの記憶にある狭い公園で行われる盆踊りよりも、よっぽど「らしい」ものでした・

編み笠と黒い頭巾をかぶり、顔を隠した人々がゆったりとした調子で踊っています。
踊っている場所は、商店街です。商店街とT字路を利用し、Tの字の円(?)を作っていました。
子どもたちは顔を隠していませんが、中学生・高校生以上は、ほとんどの人が顔を隠しているようでした。
なんとも不思議な光景です。しばらくは、ぼけーっと眺めておりました。

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「この中に死んだ人が混ざっているかも……」
年甲斐も無く、そんなことを考えてしまいました。
ようやく放心状態から脱したわたしは、踊りに注目してみました。

動きとしては単純で、それほど覚えることには苦労しないと思います。
ですが、同じ振り付けで踊っていても、個人々々でかなり個性が出ています。
指のそろえ方、反らせ方、手足の緩急などで、踊りの印象がかなり異なるようです。

わたしの地元・神奈川県大和市には、なぜか阿波踊りのお祭りがあります。
調べてみると、今年で37回とのことでした。
編み笠姿を見ていると、なんとなくそのことを思い出しました。
阿波踊りはどちらかといえば、やかましいので全く雰囲気は違うはずなんですが……
(なにせ「踊る阿呆に見る阿呆。同じ阿呆なら踊らにゃ、損々」なので)。

そんなことをつらつらと考えておりますと、休憩時間に入りました。
会場のアナウンスによれば、前半はどうやら「子どもの部」だったようです。

休憩を挟んで、大人の部に入ります。
前半は踊りの円も途切れ途切れの印象がありましたが、後半は参加人数が比較的多いようです。
このあたりから、だんだんと見学者の数が減っていきました。


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ぴしっと決まると、かなりかっこいいです。

盆踊りは23時30分まで行われるため、途中で帰る人も多いようです。
3時間ほど突っ立って眺めていますと、さすがに足が疲れてきました。
(桟敷席や有料の観覧席があったのですが、わたしは最後まで立っていました)
ですが、飽きることはありませんでした。踊りは、大きく分けて二種類あります。
あとで調べたところによれば、「音頭」と「がんけ」というそうです。
「音頭」の際には、「地口」と呼ばれる歌が入ります。それがとっても面白い。

♪時勢はどうでも 世間はなんでも 踊りこ踊たんせ
 日本開闢 天の岩戸も 踊りで夜が明けた
♪おら家のお多福あ めったにない事 びんとで髪ゆった
 お寺さ行ぐどて そば屋さひかかって みんなに笑われた
♪隣の娘さ 踊りこ教えだば ふんどし礼にもらた
 さっそく持てきて 嬶どさ見せだば 横面なぐられた

「羽後町観光物産協会」ウェブサイト(http://ugo.main.jp/bonodori/)より

こんな感じで、笑いを誘うものが多いです。さらに、即興の歌詞もあるので、なかなか飽きません。
面白かったのが、休憩中、観光客とおぼしきおじさんが、この「地口」を真似して即興で歌っていたことです。
その気持ち、とてもよくわかります。
わたしも即興で歌いたいくらいでしたが、闇夜のなかで独り身の人が「地口」を真似していたら、気味が悪いだろうと思ったのでやめました。

終了まで20分になると、お囃子が変調します。速くなったり、遅くなったり、一番面白いところだと思います。
踊りが終了し、「さあ、帰ろう」と思ったら……みなさん、西馬音内盆踊り会館の方へ早足に向かっていきます。

なんだなんだと、人の流れにながされるまま、会館前へ。
お囃子がはじまります。
どうやら踊りの終わりが盛り上がりの頂点ではなく、いまここが一番盛り上がる場所のようです。
わたしもわーわー言いながら、写真を撮りました。

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やっぱりお祭り騒ぎは楽しいです。その後、少し肌寒いと思いつつ、ゆざわまで帰ってきました。

ということで、西馬音内盆踊りの見学レポートでした。
実は、ゆざわに来ることが決まったときに、見てみたい行事のひとつがこれでした。
友人から「西馬音内の盆踊りは面白い!」と教えてもらっていたので。
期待通り、面白かったです。来年も見に行きたいと思います。

ゆざわジオパークのブログで、お隣のこと書いても大丈夫かな……と思いつつ。
以上、事務局のかわべぇがお送りいたしました。
プロフィール

湯沢市ジオパーク推進協議会事務局

Author:湯沢市ジオパーク推進協議会事務局
世界ジオパーク認定登録を目指して日々活動している「湯沢市ジオパーク推進協議会」事務局です。

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