湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

湯沢市岩崎・水神社の裸祭り

2013-12-19

こんにちは。事務局のかわべぇです。

本日は、12月13日(金)に行われた、湯沢市岩崎・水神社初丑例祭についてお送りいたします。
先日、栄町でのエビスダワラつくりのようすをお送りいたしました。13日の夕方、そのときに作成したエビスダワラの巡行と奉納が行われました。今回も引き続き、栄町の方々に同行させていただきました。

午後4時半、水神社の近くに到着しました。するとどこからか、歌のようなものが聞こえます。
近づいていってみますと、エビスダワラが家々をめぐっている最中でした。なんでも15時すぎには、巡行を開始していたとのこと。

ちなみに当日の天気は大荒れで、かなり吹雪いておりました。どのくらい積雪があったのかわかりませんが、足跡がすぐに消えてしまうくらいだったと思います。

そんな中、先日作成したエビスダワラを担ぎ、エビスダワラの歌を歌いながら町内を練り歩きます。町内を練り歩くときは、普段着にお揃いのはっぴを着た姿です。はっぴには、「かばた」の文字が。

どういう意味なのかお伺いしたところ、「このあたりは、川の端だから『かばた』と呼ばれていたのだ」と言っていました。現在、「栄町」という住所はありません。もともと「栄町」だったものが変更されたのか、それとも栄町が通称なのか。そして、「川端」。どの呼び方が古いのか、範囲の変更はあるのか。調べなければいけませんね……。

それはひとまず置いて……ほら貝を吹き歌を歌いながら、各家を回っていきます。家々ではほら貝の音を聞いて、出迎える準備をするそうです。

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家に着くと、エビスダワラを玄関まで入れます。どのくらいのものか採寸はしておりませんが、結構大きいです。頭をぶつけないように注意しながら、玄関に入れます。その後、歌を歌ったあと、御初穂を受け取り、日本酒等の振る舞いを受けます。

みなさん、「寒い、寒い」と言いながら、日本酒をぐいぐい飲んでいました。ちなみに、家々には水神社の護符と餅が配られていました。

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今年の栄町のエビスダワラ巡行・奉納の参加者のなかには、栄町にお住まいでない方が二人いらっしゃいました。
ひとりは、もともと栄町に住んでおり、近隣の地域に引越しをした方。もうひとりは、北海道に在住の男性です。

近隣地区の男性は、「もともとこの町内の出身であり、いまも「かばた」の出身だ」という意識があるために参加しているそうです。また、水神社への奉納よりも、家々を訪ねて回ることに思い入れがあるようです。「どこかに、自分のことを忘れてほしくないという気持ちがあるのかも」とも言っていました。

北海道に在住の男性は、栄町のお祭りに参加するのは二回目と言っていました。前回の参加が初参加で、四年前だったとのこと。何でもウェブサイトで検索をして、このお祭りを知ったそうです。その後、公民館へ連絡を取ると、栄町の方を紹介されたとのことでした。岩崎のほかにも、秋田県や岩手県内の裸祭りに何度か参加しているそうです。「北海道は移住してできた土地だから、昔からのお祭りがない」。そんなお話しもされていました。

各家々への巡行が終わると、栄町会館へ向かいます。水神社への奉納の時間は決まっていて、各町内順番に奉納を行うそうです。それまでは、会館で一杯やっていますが、時間が来るとふんどしをしめて準備を整えます。

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やはり「寒い寒い」と言いながら、ほとんど裸の状態でエビスダワラを運びます。水神社に行くと、たくさんの人でにぎわっていました。

いよいよ……というか、すでに裸祭りははじまっています。

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拝殿のなかには、たくさんの裸の男性が待ち構えています。それに対するは、新たにやってきた町内の男性とエビスダワラ。

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やってきた側は、掛け声をかけながら、どうにかエビスダワラを境内に押し込もうとします。一方、待ち構えていた側の方々はどうにかそれを拒もうとします。

なかなかに大迫力です。子ども達が太鼓を叩いておりましたが、これがいっそう高揚感を増していきます。

そんな奉納のようすを興奮気味に眺めているあいだに、すべての町内の奉納が終わったようです。奉納が終わると、参加者全員で礼拝が行われます。そして、見学している人たちに向けて、餅とみかんがまかれます。

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そんな熱狂のなかでしたので、どのくらいの時間だったのか、正確に覚えてはおりません。ですが、あっという間に終わってしまったような気がします。

奉納が終わると、再び会館に戻り、直会が行われます。

そんな訳で、水神社初丑例祭のようすをレポートいたしました。写真も少なく、言葉では伝わらない部分も多いかと思います。ウェブ上でも動画などが観られるようですが、このお祭りの迫力は目にしてみないとわからないと思います。

興味のある方は、ぜひ再来年、足を運んでみてください。ややこしい言い方になりますが、来年の旧暦11月の初丑の日は、再来年の元旦に当たります。ですから、来年はこのお祭りは行われないはずです。カレンダーを見てみますと、再来年の旧暦11月の初丑の日は、再来年の12月15日でした。

……ややこしいですね。つまり、来年は水神社初丑例祭は行われず、再来年は1月・12月の二回行われます。ということで、初丑まつりを見たい方は、ぜひ再来年を心待ちにしてください!

そんなわけで、本日は事務局のかわべぇがお送りいたしました! ……次回のお祭りに誘われてしまったのですが、どうしましょう?
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Author:湯沢市ジオパーク推進協議会事務局
世界ジオパーク認定登録を目指して日々活動している「湯沢市ジオパーク推進協議会」事務局です。

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