湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

人VS雪:ゆざわジオパークの場合

2013-12-25

こんにちは。事務局のかわべぇです。実は、先日から代休を取って、実家のある神奈川県に滞在しております。帰りがけに宮城に寄ったり、地元・神奈川県で唯一のジオパーク「箱根ジオパーク」に遊びに行ったりしながら、のんびりしています。

神奈川までは自動車で来たのですが、ぎりぎり雪の降らない期間に当たったので、特に困ることはありませんでした。おそらく、クリスマスのきょうもゆざわでは雪が降っているのでしょうね。神奈川の人なら「わーい、ホワイトクリスマスだぁ!」と、子どもは喜び庭駆け回り、大人はこたつで丸くなる状態になると思うのですが……ゆざわではそうでないと思います。

なにせ、雪が降れば雪寄せがあり、視界はうばわれるために自動車の運転には気を使い、歩道も雪で歩きづらい。そんな状態ですから、喜べるわけもありません。しかも、家の雪下ろしなど除雪にも結構なお金がかかるとのこと。「春になれば自然に消えるものに、わざわざ……」。そんな声も聞こえてきます。

これは、ある意味、ゆざわに住む人とゆざわの自然との戦いと言ってよいのではないでしょうか。そんな戦いに際して、わたしたちはさまざまな道具を用意しています。今回は、雪と戦うためのさまざまな道具を紹介しようと思います。

PC190125.jpg

自動車のタイヤです。いわゆる、スタッドレスタイヤです。ゆざわの人は、「冬タイヤ」なんて言います。みなさん、だいたい初雪が降る頃に通常のタイヤから替える方が多いようです。

次も自動車に関係するものです。

PC190126.jpg

こちらは、スノーブラシというもの。車に積もった雪を払い落とす際に使用します。雪の降る時期は、朝雪払いをし、暖機運転。それから通勤。帰りはかえりで、雪払いをし、再び暖機運転……こんな感じです。さらに、積雪により道幅がせまくなったり、慎重に走らなければならなくなったりするため、通常よりも通勤に時間がかかります。
ちなみにスノーブラシの下には、未開封の冬用ワイパーが隠れています。降雪のない地域の方は、冬用のワイパーがあることをご存じない方もいるのでは? わたしはこっちにきてはじめて知りました。ちなみに、実家の父(60代後半)も冬用ワイパーの存在を知りませんでした。冬用ワイパーは全体がゴムでおおわれており、低音や雪によってワイパーが凍結して折れてしまわないようになっています。それと、自動車関係ではウインドウォッシャー液にも凍結防止用のものがあるそうです。
どれも神奈川では活躍の機会がなさそうです。

続いては、こちら。
PC190124.jpg

除雪用の道具たちです。
左のものは、普通のスコップ。材質はアルミでしょうか……ちなみに、プラのスコップも売られております。
真ん中のものは、スノーダンプ。雪に設置された状態で押すようにして使います。持ち手の付け根の部分を、足で押すようにして利用している方が多いようです。
右のものは雪はね……だったと思います。わたしは、雪はねだけ持っています。一度、これで雪と戦ったのですが、降ったばかりの雪ならばいいのですが、寄せられて圧縮された雪や水分を含んだ雪は重量があるため、雪はねだと心もとないです。わたしは、自分の借りているアパートの駐車場の雪を寄せていたところ、なんどか「めきょ」っと言わせました。

最後にご紹介するのはこちら。
PC190127.jpg
長靴です。これがとっても重要です。
こちらに越してきた直後、遅かれ早かれ必要だろうと思い、ふつうの長靴を買いました。それを履いていたところ、とある方に「その長靴、短くねえか?」と言われました。何のことだろう……と思っていたのですが、雪が降ってきてその言葉の意味を思い知ることになります。30センチ程度の短い長靴だと、深雪のうえを歩くときに、非常に寒い思いをいたします。事務局員のミレーさんにその話をしたところ、「矛盾してるけど、『長い長靴』を買わねばだめだ」と言われました。ですので、わたしの家にはわりと新しい長靴と、新しい長い長靴があります。ちなみに、ミレーさんは、先日、「でかい長靴」を履いていました。普通の長靴よりも分厚く、二重(?)になっているのであったかいそうです。……冬本番になったら、まさかの長靴三足もありえるかもしれません。

そんなわけで、雪対策の道具をあれこれとご紹介いたしました。最初に、人と自然との戦いなどと表現いたしましたが、大げさでないことがお分かりいただけたでしょうか?
わたしは、人間の生活は徐々に改善されていくものだと思っています。おそらく、以前よりも雪国での生活はしやすくなっているはずです。これらの道具は、近年になって作られたものだと思いますが、それでも少しずつ改善されているのだと思います。
また、スタッドレスタイヤやスノーブラシ、冬用ワイパーなどは、当たり前ですが、自動車が普及する以前にはなかったはずです。これらのものは、いつから冬の定番となったのでしょうか? 除雪にしても、除雪機による除雪が行われるようになったのは、それほど昔のことではなかったはずです。

一方で、自動車社会になり使われなくなった雪用の道具も少なくないはずです。たとえば、「かんじき」なんてどうでしょうね……わたしは使ったことはありません。「ふみだわら」は、現在ではおそらく使われていないでしょう。これは、雪を踏み固めて歩く道を作るために使用されたものです。これは大規模な除雪が行えなかったからこそ、使用されていたものでしょう。

雪が多い地域ほど、さまざまな種類の道具が使用されているのではないかと思います。積雪量と雪に関する日常生活道具の数は、おそらく比例するでしょう。また、雪に関する言葉の数も同様だと思います。たとえば、雪の名前。カタユキ(圧縮されて固くなった雪)、ドカユキ(短時間に大量に降った雪)など、雪の状態によって様々な言い分けがされています。

そんなわけで、本日は人と雪との付き合い方についてお伝えいたしました。みなさま、良いクリスマスを!
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Author:湯沢市ジオパーク推進協議会事務局
世界ジオパーク認定登録を目指して日々活動している「湯沢市ジオパーク推進協議会」事務局です。

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