木村酒造見学
2014-03-24
みなさんこんにちは! どらごんです 
前回の両関酒造さんの見学(過去の記事)に続き、今回は木村酒造さんの酒蔵見学の様子を紹介しようと思います。
木村酒造
こちらでは、酒造りの工程をミニチュアで紹介しています。

精米し米を洗って蒸すところから始まり、蒸米を室(むろ)に移して麹造り、その次のもと造りを経て、仕込み、そして搾りに進むそうです。
ミニチュアを見ただけでも、作業の様子が伝わってきます。

仕込みの際には、発酵で二酸化炭素(CO2)が発生します。蔵の内部は、環境を一定に保つ目的で窓が無く、扉も大きくはないため、中で発生した二酸化炭素が外に逃げにくい構造になっています。そのため、「仕込み中に櫂漕ぎ(かいこぎ;櫂と呼ばれる長い棒で樽の中をかき混ぜる作業)をしていて、知ら知らずのうちに酸欠になり、樽の中に落ちてしまう」事故もあると聞きました。
酒造りは、重労働かつ危険と隣合わせの作業であることを知りました。


廊下には、酒造りに使われる道具のほか、わらで作られた道具類やおちょこ、半纏など、日常生活で使われてもの(生活用品?)も展示されていました
また、下の写真は大正時代ごろの湯沢駅周辺の様子だそうです。歴史を感じる建物や、荷物を載せて引く車などが映っています。

中央の木は、なんとなくシダレヤナギのように見えます。当時このあたりは水辺だったのでしょうか?
タイムスリップしたような感覚を味わうことができます!
さて、現代に戻って、

上の写真の右側に見えるのは、酒を搾る機械で、槽(ふね)と呼ばれるものです。油圧で力をかけて搾ったそうです。手前に並ぶ白い容器は、搾った酒を一時的に保管するためのもので、陶器でできています。今ではこれだけ大きな器を作れる職人さんも少なく、貴重なものだということでした。
そして最後に、木村酒造と言えば...?

そうです、福小町 ですね!

IWC2012 SAKE部門「チャンピオン・サケ」受賞
額面には、
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In 2012, Kimura Brewery's "Daiginjo Fukukomachi(赤)" was honored with the Grand Prix Champion Sake Award in the sake category prestigious "International Wine Challenge 2012"
Following this honor, "Daiginjo Fukukomachi(赤)" was chosen by Tokyo Olympic Bidding Committee for the 2020 Summer Games as the sake to be served to IOC members at Tokyo Booth in the main venue of presentations held in Lausanne, Switzerland in July, 2013.
IWC(INTERNATIONAL WINE CHALLENGE)2012のサケ部門で最高賞のチャンピオン・サケに選ばれた「大吟醸 福小町」は2020年東京オリンピック招致活動の中で2013年7月にスイスのローザンヌで開かれたプレゼンテーション会場に設けられた日本の食文化を発信する東京ブースでIOC委員へのおもてなしとして振る舞われました。
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と書かれています。
実は「福小町」は、東京オリンピック招致の影の立役者だったのです!
恥ずかしながら、酒蔵に行って初めてこのことを知りました
木村酒造の福小町はもちろん、ゆざわで造られているお酒はすべて、ゆざわの米、清水ときれいな空気に、職人さんたちの技術 がそろって初めて形になっています。
ほかの場所で造ろうと思っても、は同じものは決して造ることができません!
ゆざわのジオがあったからこそ、できたものなんですね~。

前回の両関酒造さんの見学(過去の記事)に続き、今回は木村酒造さんの酒蔵見学の様子を紹介しようと思います。
木村酒造
こちらでは、酒造りの工程をミニチュアで紹介しています。

精米し米を洗って蒸すところから始まり、蒸米を室(むろ)に移して麹造り、その次のもと造りを経て、仕込み、そして搾りに進むそうです。
ミニチュアを見ただけでも、作業の様子が伝わってきます。

仕込みの際には、発酵で二酸化炭素(CO2)が発生します。蔵の内部は、環境を一定に保つ目的で窓が無く、扉も大きくはないため、中で発生した二酸化炭素が外に逃げにくい構造になっています。そのため、「仕込み中に櫂漕ぎ(かいこぎ;櫂と呼ばれる長い棒で樽の中をかき混ぜる作業)をしていて、知ら知らずのうちに酸欠になり、樽の中に落ちてしまう」事故もあると聞きました。
酒造りは、重労働かつ危険と隣合わせの作業であることを知りました。


廊下には、酒造りに使われる道具のほか、わらで作られた道具類やおちょこ、半纏など、日常生活で使われてもの(生活用品?)も展示されていました

また、下の写真は大正時代ごろの湯沢駅周辺の様子だそうです。歴史を感じる建物や、荷物を載せて引く車などが映っています。

中央の木は、なんとなくシダレヤナギのように見えます。当時このあたりは水辺だったのでしょうか?
タイムスリップしたような感覚を味わうことができます!

さて、現代に戻って、

上の写真の右側に見えるのは、酒を搾る機械で、槽(ふね)と呼ばれるものです。油圧で力をかけて搾ったそうです。手前に並ぶ白い容器は、搾った酒を一時的に保管するためのもので、陶器でできています。今ではこれだけ大きな器を作れる職人さんも少なく、貴重なものだということでした。
そして最後に、木村酒造と言えば...?

そうです、福小町 ですね!

IWC2012 SAKE部門「チャンピオン・サケ」受賞
額面には、
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In 2012, Kimura Brewery's "Daiginjo Fukukomachi(赤)" was honored with the Grand Prix Champion Sake Award in the sake category prestigious "International Wine Challenge 2012"
Following this honor, "Daiginjo Fukukomachi(赤)" was chosen by Tokyo Olympic Bidding Committee for the 2020 Summer Games as the sake to be served to IOC members at Tokyo Booth in the main venue of presentations held in Lausanne, Switzerland in July, 2013.
IWC(INTERNATIONAL WINE CHALLENGE)2012のサケ部門で最高賞のチャンピオン・サケに選ばれた「大吟醸 福小町」は2020年東京オリンピック招致活動の中で2013年7月にスイスのローザンヌで開かれたプレゼンテーション会場に設けられた日本の食文化を発信する東京ブースでIOC委員へのおもてなしとして振る舞われました。
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と書かれています。
実は「福小町」は、東京オリンピック招致の影の立役者だったのです!
恥ずかしながら、酒蔵に行って初めてこのことを知りました

木村酒造の福小町はもちろん、ゆざわで造られているお酒はすべて、ゆざわの米、清水ときれいな空気に、職人さんたちの技術 がそろって初めて形になっています。
ほかの場所で造ろうと思っても、は同じものは決して造ることができません!
ゆざわのジオがあったからこそ、できたものなんですね~。