湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

ミラーマン 院内銀山を行く 共葬墓地編 火災墓

2015-04-18

先回は、院内銀山において、長い歴史で最大の災害である坑内火災について、当時の魁新聞に載っていた、火災で亡くなった人の名前を案内いたしました。
今回は、一応火災墓については、最後の案内をしたいと思います

◎鉱山の出火原因=一月十九日の魁新報には                 院内鉱山の出火原因はいまだ判明しない問題である。されど衆多の談話風説を総合してみると、大切車馬道内右竪坑口に最も近い所で雑役夫等が寒気を凌ぐ為、坑内の矢板を引き抜いて点火しそのうえ炭を加えて暖をてっていたら、彼方にカンテラの灯が見えたので、これは坑内の巡視に相違ないと思い、慌ててこの火を坑内に投げ込み、その責任を免れようとした者であって、これが出火の原因となり、大惨事になったもののようである。
 出火の報は各坑道に警報されたので坑夫・人夫等は大切車道まで遁れて来た時に、鎮火したとの報があったので、係員が再び各坑道の負担区に戻って就業するよう厳達した。
 ここに於いて、命を落とした者は係員の厳達に従って各採掘区に戻って就業し、危惧の念をもって命令に従わなかった者は適宜に逃げ道を求めて避難した。ここに幽明途を異にする運命の分岐があった。
 この様にして第二の出火となり、加えて竪坑の外に各坑口から吹きこむ風がすさまじく深く坑内に流れ込み、この猛煙と炭酸ガスが各坑道に充満して、入坑者は逃れることが出来なかった。

●秋田大百科事典には                                犠牲者に対して会社側の対応は、一人十円~三十円・家族救済費百円~三百円と特別手当三十円支給の案を出したが、社会主義への関心が高まり紛糾し解決には時間を要したとある。

 院内銀山に限らず鉱山開発には繁栄と惨禍が表裏を為しているように思う。坑内火災・ガス爆発・落盤事故・珪肺病などこうしたアクシデントを背景にして鉱山の繁栄が築かれてきたように思う。改めて大惨事の犠牲となられた百余名の御霊に哀悼の意を表するものであり、ただ銀山の繁栄を誇りとするだけに止まらず、こうした犠牲者の慰霊に務めることも銀山顕彰会に課せられた責務であろうと考えるものである。

今日、院内銀山に行ってきました。今年は雪も少なく雪消えが速いので、院内銀山もそこそこ雪が消えていると思い行ってみました。そして、火災で亡くなった人の御墓(今までにミラーマンが分かっている墓は3基です)を新たに見つけて、手を合わせようと思いましたが残念ながら写真にあるようにまだまだ、雪が多くて一部を除いて、大半の御墓が雪の中でした。車は、入り口でストップ。ロープがしてありました。道には雪が全くないので散歩がてら歩いて共葬墓地まで行きました。その時の写真を掲載します。GWの初めころにまた行ってみます。
それでは、ごきげんよう、さようなら。
1きょうそうぼち
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