湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

ヒスイを探せ、糸魚川世界ジオパーク

2015-06-16

こんにちは。ゆっこです。
最近雨が降る日が多くなってきましたね。
九州は梅雨真っ盛りで大雨が降っているようですが、大丈夫でしょうか。
恵みの雨とは言いますが、降りすぎて大きな災害などありませんように。

さて、先週末は小町まつりが行われていましたね。
関係者の皆様、また見に行かれた皆様、暑い中お疲れ様でした。
私が湯沢に来て、そして小町の郷公園ができて初めてのお祭りということで見に行きたかったのですが、ちょっと不在にしており行けませんでした。残念。

どこに行っていたかといいますと、湯沢市から400㎞ほど南下しまして、新潟県の西の端、糸魚川市に行っていました。
糸魚川市には『糸魚川世界ジオパーク』というジオパークがありまして、ジオパーク活動が盛んな地域です。
今回はそこに行っていくつかジオサイトをまわってきましたので、とても印象に残った場所をご報告したいと思います。

糸魚川はヒスイという宝石が有名です。
宝石としてよく見られるヒスイは、淡い緑色から少し濃い緑色くらいの色をしています。
ヒスイはずっと昔、縄文時代くらいから宝石として使われていたそうです。
今回はそのヒスイ文化の原点といわれている、小滝川ヒスイ峡について書きます。

まず、小滝川ヒスイ狭にくると、川に沿うように立ちはだかる大きな岩の壁が。

明星山

川が写っていないので少しわかりにくいですが、川を挟んでどんと立ちはだかっています。
明星山(みょうじょうさん)と言われる山の一部なのですが、大体高さが500m程あるらしいです。
これだけの岩の壁は珍しいらしく、壁のぼりをするロッククライマーの方がよく登っているらしいです。

じつは、この写真の中にもクライマーの方がいらっしゃいます。
ちょっとこの画像では小さいので、この赤い枠の部分を拡大します。

明星山2

どーん。

明星山クライマー

お二人写っているのがわかりますか?人がこんなに小さく見えます!
それだけ、この岩の壁がとてもおおきいんですよね。

ちなみにこの岩の壁、石灰岩と言われる岩でできています。
海の中でできたと考えられていて、よく見ると昔サンゴ礁に住んでいたような生物の化石が入っているそうです。

石灰岩は『炭酸カルシウム』という成分がたくさん入っているのですが、これは貝殻や鶏の卵などに多く含まれています。
貝殻や鶏の卵って、普通にあるような石と比べて、なんとなく柔らかいイメージがないでしょうか。
そのイメージ通りで、石灰岩という石は石の中でも柔らかいのです。
なので、道のそばの岩の壁は崩れないようにコンクリートで覆われています。
せっかくの岩が観察できない・・・・・・とはならず、こんな感じになっています。

学習用窓

石灰岩観察用の小窓!
道路のすぐ横なのですが、このように全て覆ってしまわずに少しだけ見えるようにしていました。
安全を守りつつ、観察もできるようにという苦労が見られます。

さて、ヒスイ峡ですがこの道路から少しくだったところにあります。

ヒスイ峡

後ろに見えている山が、先ほどの明星山です。
小滝川が流れるこの場所こそ、ヒスイ文化の原点と言われるヒスイ峡です。
どれがヒスイかといいますと、

ヒスイ峡翡翠

この辺の白い岩です。かなり大きい!そして白いですね。
先ほど、宝石としてよく見られるヒスイは、淡い緑色から少し濃い緑色くらいの色、と言いましたが、純粋なヒスイは白なのです。

ヒスイは、『ヒスイ輝石』と言われる鉱物の一種です。
このヒスイ輝石、混じりっ気なしのものは白い色をしています。
ヒスイ輝石に、ほんの少しだけ違う元素が入ってしまうと、色がつくのです。
なんだか不思議ですね。

先ほどのヒスイ峡の大きな白い石も、よく見ると少し緑色の部分があるのではないかと思います。
そのうち、綺麗な緑色の部分を探し出して綺麗に磨けば、宝石としてのヒスイができあがりです。

このヒスイ峡は国の天然記念物に指定されており、岩や動植物などの採取は禁止されております。
なので持ち出すことはできませんが、じっくり眺めたり写真をとることはできます。
川の近くで涼しいですし、もし糸魚川へ行かれた際には立ち寄ってみてください。

そして、その時はロッククライマーの方も探してみてくださいね。
クライマーの方々は、笛でお互い連絡を取り合っているそうなので、ピーっという音が遠くで聞こえたら、あの壁のどこかにいるらしいですよ。

名残惜しくもヒスイ峡から出発し、車で15分ほど行くと高浪の池という池があります。

浪太郎

なんだか大きな魚がメインになってしまっていますが・・・・・・後ろにあるのが高浪の池です。
この池は近くの山の大きな地すべりによってできたと言われています。
ゆざわジオパークにも、苔沼や桁倉沼など、地すべりによってできた地形がありますね。

この池には巨大魚の目撃がたくさんあったといわれています。
その大きさは4mだとか!大きいですね。
本当にそんな大きな魚がいるのかはわからないですが、その巨大魚には『浪太郎』や『翠(みどり)』といった愛称が付けられて、親しまれているらしいです。
先ほどの大きな魚はそんな浪太郎くんのモニュメントです。

最後に明星山と高浪の池が見える絶景スポットでの一枚。

高浪の池と明星山

ここからみても、岩の壁は大きいですね。

ここ以外にもいろいろと案内していただきまして、とても楽しい週末を過ごしてきました。
今回は一日半いろいろな所をまわったのですが、もっとじっくり見たかったところや、行っていないところがまだまだたくさんあります。
少し遠いですが、また是非行きたいと思いました。

ではこの辺で終わらせていただきたいです。
読んでくださりありがとうございました。ゆっこでした。
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Author:湯沢市ジオパーク推進協議会事務局
世界ジオパーク認定登録を目指して日々活動している「湯沢市ジオパーク推進協議会」事務局です。

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