湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

日本ジオパーク認定現地審査@栗原市

2015-08-10

こんにちは。ゆっこです。
夏も本番!という感じですね。
この週末もそうですが、ジオパークの活動もたくさん実施&企画されています。
私も、暑さに負けずに頑張りたいと思います!

さてさて、そのように夏の行事がどんどんとやってくるのですが、今日は7月28日~30日にあったことについて報告したいと思います。

この日は、栗駒山麓ジオパーク構想を展開している栗原市にお邪魔しておりました。
何があったかといいますと、そう、日本ジオパーク加盟のための現地審査です!
ゆざわジオパークとお隣さんと言うこともあり、湯沢市と栗原市はジオパーク活動で連携していこうと協定を締結しています。

そんな、栗原市さんのジオパーク的一大イベント、現地審査に同行させていただきました。
今日はその時の様子をジオサイトでの写真を主にご紹介しつつ、簡単ではありますがご報告させていただきます。

ゆざわジオパークは28日の夜に合流し、ご挨拶や情報交換などしたのち、次の日からの現地審査に同行させていただきました。

初日に行ったジオサイトは、栗駒山のいわかがみ平です。

栗駒山いわかがみ平

ちょっと曇っていますが、とても見晴らしのいいところです。
このあと、雲が晴れて山頂が見えたのですが、シャッターチャンスを逃してしまいました・・・。

いわかがみ平

少しだけ登りました。
この時も新緑でとても綺麗でしたが、秋の紅葉は素晴らしいらしいです。
なんでも、ちょうどこの辺りは風の凪場になっており、風が強すぎないのでとてもきれいな赤色になるんだそうです。

次は湿原、世界谷地です。
とても大きい、ということを表現するために『世界』という名前がついているんだとか。

湿原に行く途中のブナ林。

世界谷地ブナ

正に木のトンネルと言った感じです。
この日は結構日差しが暑くなったのですが、ここは日の光をブナたちが遮断してくれていたので、かなり涼しかったです。

ブナ林を抜けるといよいよ世界谷地の第一湿原に到着です。

世界谷地

すみません、湿原の入り口しか写真に撮っていなかったので、少しわかりずらいですね・・・。
入り口はこのように背丈くらいの植物が生えていますが、湿原にはそれほど高い植物は生えていませんでした。

ちなみに、足元はこんな感じです。

第一湿原

ひたひたですね。
湿原は元々池や沼だったところに泥などが溜まり、自然に埋め立てられることでできるそうです。
ここも、昔は池や沼だったんですね。

次は冷沢崩落地です。
栗原山麓ジオパークの特徴として、地震による災害の爪痕があります。
ここは、岩手宮城内陸地震の爪痕が残っています。

冷沢崩落地

道が寸断され、曲がったカーブミラーや、左端には折れた電柱も映っています。
そして少し高いところから見た崩落地です。

冷沢崩落地2

現在は緑化が進んでおり、綺麗な緑色の斜面になっています。
それでも、まだ崩落した斜面が認識できるので、震災の生々しさが伝わってきます。

次もそんな災害の跡、荒砥沢の地すべりです。
入るには林野庁の許可がいる場所からの1枚です。

荒砥沢地すべり

最大300mも水平移動したそうです。
こんなに大きなものが一気に動いてしまうなんてなんだか信じられない気持ちになります。

荒砥沢地すべり冠頭部

先ほどは崖の上からでしたが、今度は少し遠くの崖の下から。
この場所は入山を規制されていないので、防災教育に使っているそうです。
かなり地すべりの迫力が伝わってきますが、安全対策のための工事は既に終わっているそうです。

お次は細倉鉱山です。

細倉鉱山

昔使っていた坑道を一部見学できるようにしています。
中はとても涼しくて、思わず長袖を着てしまいました。

所々に、当時を再現したマネキンが。

細倉鉱山マネキン

このマネキンたち、本当にリアルなんです。
一人で来ると少し怖いかもしれません。

細倉鉱山ほりあと

掘った後です。少しぶれていますね・・・すみません。
ここは熱水が岩の割れ目に入って、そこで鉱物ができたのを採掘していたので、こういう風な堀跡になります。

鉱山の次は再度崩落地です。

小川原崩落地

小川原崩落地で、右上の方に見えるのが柱状節理で、下の方のオレンジがかったところが花崗岩です。
ここは、土砂が手前の川を堰き止めてしまい、さらに国道を横断したという、とても大規模な山腹崩壊地でした。

1日目のジオサイトでの審査はこれで終了です。
このあとは審査員の方と栗原市の方々が意見交換会をしていました。

さて、結構長くなりましたが、このまま2日目もご報告してしまいます!
もう少しお付き合いお願いします。

2日目の最初は浅布渓谷です。

浅布渓谷

川が綺麗でとても気持ちよかったです。
でも気持ちいいだけではなく、ここではグリーンタフと呼ばれる緑色の凝灰岩を見ることが出来ます。
写真では緑色には見えないですが、滝の下に見える水面から少し出ている部分、その部分の上の少し黒っぽい部分が安山岩、その下の白っぽく見える部分がグリーンタフになっています。

気持ちのいい渓谷の次は、栗原の富農の象徴を見に行きます。

長屋門

これ、とても立派でお家みたいに見えますが、『長屋門』と呼ばれる門なんです。
左右にお部屋がついていて、ここでは今でも枝豆を加工する場所として使われています。

次は伊豆野堰です。

伊豆野堰

現在は公園のようになっています。
この堰が水をコントロールすることで、水害から田んぼを守ってきたんだそうです。

そしてこの堰の近くからはこんなものも見ることが出来ます。

300万年~60万年前の地層

立派な地層が!
300万年前~60万年前くらいの地層だそうです。
海だった時代から、だんだんと陸になってきたくらいの時代のものだそうです。

そして次は伊豆沼です。

伊豆沼ハス

ハスが満開でした!
例年はお盆辺りが満開なのだそうですが、今年は2週間ほど早く満開になったのだそうです。

伊豆沼船

船に乗って沼を回ってもらいました。
至近距離の大きなハスの花に大興奮!
ひらりと船に入ってきた花びらを手に取ってみると、

ハスの花びら

こんなに大きいんです!
そしてすごく綺麗なピンク色でした。

ハスの花が咲き乱れ、本当に天国みたいな沼を後にして、すぐ近くにあるサンクチュアリセンターにやってきました。

サンクチュアリセンター1

最近リニューアルオープンしたばかりだそうで、とてもきれいな施設でした。

サンクチュアリセンター2

このあたりの地域の航空写真と、先ほどの伊豆沼、地殻の内沼の形をした机が並べられていました。とてもおしゃれです。
机の上には、沼についての説明やクイズ、住んでいる生き物や植物の写真や標本が置いてありました。

サンクチュアリセンター3

二階にあがると、伊豆沼を見ることが出来ます。
うっすらピンクに見えるのがわかるでしょうか。
この場所は渡り鳥の越冬地になっており、ハクチョウやマガンがきているそうです。
たくさんの群れが、一斉に飛び立つ場面は、本当に圧巻だそうです。

2日目のジオサイトでの審査はこちらで終了です。
お昼を食べた後、市役所に戻って再度の意見交換会や全体講評などがありました。

以上、全てではありませんが、栗駒山麓ジオパーク構想さんの現地審査の様子でした。
非常に駆け足で、各所の説明が少なくて申し訳ありません・・・。

私はゆざわジオパークの日本ジオパーク認定現地審査は経験しておりませんので、現地審査というものに触れたのが初めてでした。
私自身、何か割り当てられた役割があったわけではないのですが、『審査』という名前の雰囲気のせいでしょうか、なんだかとても緊張してしまいました。

それでも、ガイドの方のお話は、なるほどと納得したり笑いがあったりととても面白く、事務局の方も、お忙しい中丁寧に対応もして頂いて、とても暖かい空気があったと感じました。

また是非、今度はプライベートで色々と回ってみたいなと思います。
秋の紅葉時期に行きたいです。

では、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
長々と申し訳ありませんでした。読んでいただきありがとうございます。
今日の担当はゆっこでした。
プロフィール

湯沢市ジオパーク推進協議会事務局

Author:湯沢市ジオパーク推進協議会事務局
世界ジオパーク認定登録を目指して日々活動している「湯沢市ジオパーク推進協議会」事務局です。

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