湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

JGN全国研修会<かっちゃまコース>

2016-02-02

みなさん、こんばんは!エマです

昨日のゆっこさんに続き、わたしもJGN全国研修会の様子を報告したいと思います。
わたしが参加したのは、かっちゃまコース!
勝山のなまりで、勝山を「かっちゃま」と言うんだそうです。
かっちゃま。かわいらしい響きで、すっかりお気に入りです

スケジュールに沿って、振り返ります。

朝、手取川をさかのぼりながら峠を越えるというルートで、かっちゃまに向け白山市を出発。
数十年に一度の大寒波のおかげで、外は、もさもさと降る雪で真っ白
道路の除雪も間に合わず、バスの動きがだんだんあやしく……。
もう少しで峠のピークというところで、なんとバスが止まってしまいました
このまま雪道を進むのは危険、という運転手さんの判断で、引き返すことに……。
峠の手前の白峰という集落(詳しくは、昨日のゆっこさんのブログをどうぞ)まで戻り、お昼ごはんを食べながら様子を見ることに。
白山研修会1

雪には慣れていますが、まさか、勝山にたどり着けないなんてことはないよな…と、ちょっと不安に
お昼を食べている間に、ふくい勝山ジオパークのかたが違うバスを準備してくださって、再出発
途中でチェーンを装着し、今までの遅れを取り戻すようにぐいぐい進み、無事にかっちゃまに到着したのでしたー
雪国に生まれ育った私でも、さすがに不安でしたから、雪に慣れていない参加者の皆さまはほんとうにドキドキしたと思います。
大雪の中で生活するって、大変なんですよ~(笑)

さて、かっちゃまに到着し、はじめに恐竜博物館を見学(詳しくは、前回のわたしのブログで)。
そのあと、市街地へ移動し、街なかめぐりスタートです
研修会の内容は、ゆっこさんと同じ、巡ったジオスポットにまつわるジオストーリーを見つけ出し、それをもとにツアーを考えるというものです。

峠を越えられないほどの大雪ですから、街なかめぐりもルート変更を余儀なくされ、ほとんどがバス移動となってしまいました…。
どんなところを巡ったのか、ご紹介します

まずは、えちぜん鉄道勝山駅
今は“えちぜん鉄道”ですが、昔は“京福鉄道”というお名前だったそうです。
京福の京は京都、福は福井のことで、京都と福井を結ぶ大事な路線でした
というのも、かっちゃまは、その昔、繊維産業がとっても盛んだったのです。
かっちゃまで作られた織物が、この電車で京都に運ばれていたんですね
白山研修会2
そして、かっちゃま市内を九頭竜川が流れていることを利用して、水力発電もされています
「水→電気→鉄道」というひとつのストーリーが見えますね。

続きまして、大清水(おおしょうず)
ゆざわでは、清水を「しず」と呼んだりしますが、かっちゃまでは「しょうず」というそうです。
ところ変われば、呼び名も変わる。
白山研修会3
九頭竜川がつくった河岸段丘の崖から湧いているらしいです。
昔は、生活に欠かせない水場だったんですね
ここは、「九頭竜川→水」のストーリーを感じられるポイントです。

雪が降る中、説明を聞く参加者の皆さま。
白山研修会4
雪の日は、帽子かフードは必須ですよ

続いて、日本酒の蔵元の一本義さん
(雪にピントがあってしまったのか、この写真では何を撮ったのか全然わからない…)
白山研修会5
九頭竜川の伏流水が豊富なかっちゃまには、蔵元がいくつかあったそうですが、今は一本義さんだけ。
日曜日だったので酒蔵見学はできず、お店で、こだわりのお酒づくりについてお話をうかがってきました。
試飲後、皆さま続々と購入
ここは、「水→日本酒」のストーリーですね。

最後に、はたや記念館ゆめおーれ勝山
明治から平成まで、「機屋(はたや)」として操業していた建物を活用した、ミュージアム兼まちなか案内施設です。
この写真は2階の様子。
白山研修会6

1階では、本物の機織り機で説明・実演してくれるんです
若いときから、実際に工場にお勤めされていたかたです。
白山研修会7
さっきも少し書きましたが、かっちゃまは繊維のまち。
絹を織るときの大事なポイントが、湿度なんだそうです。
それから、織るときに横糸になる絹糸は水で濡らして使うそうで、機織りに水は欠かせないのですね
また、電力を使ったモーターで機械を動かして、人件費を浮かせ、織物の値段をおさえるという工夫もしていたようです。
説明を聞くと、「水→織物」とか、「水→電気→織物」というストーリーがあることがわかります。

最後に、街なかめぐりをもとにワークショップです。
白山研修会8
朝にハプニングがあったので時間は少なかったのですが、「かっちゃまは、やっぱり水でしょ!」という共通認識のもとで、ストーリーやアクションプラン、ジオツアーの内容について、いろいろと意見を出し合うことができました
時間のわりには盛りだくさんな内容だったのですが、無事にまとめることができて一安心。

忘れてはいけないのが、ただのツアーではなくて、「ジオツアー」であるということ。
ただの観光ツアーにならないように、でもジオジオしすぎないように、ジオパークらしさを含ませたツアーの企画って、すごく難しいんですね。
普段から悩むポイントですが、このワークショップでもこのバランスに悩みました
そして、改めて、ガイドさんがいないとジオツアーは成立しないことを実感。

と、長々と書いてしまったわけですが、雪が降ってもかっちゃまはとても楽しかったです
いや、雪が降ったから楽しかったのかもしれないですね
やっぱり、雪国には雪がなくっちゃ

ということで、今日の担当はエマでした。
プロフィール

湯沢市ジオパーク推進協議会事務局

Author:湯沢市ジオパーク推進協議会事務局
世界ジオパーク認定登録を目指して日々活動している「湯沢市ジオパーク推進協議会」事務局です。

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