湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

八峰白神ジオパークエクスカーション

2016-02-26

こんばんは。ゆっこです。
また少し寒くなってきましたね。
来週あらは少しずつ暖かくなるようですが、雪はいつくらいまで残っていますかねー。
まだしばらくは積もっているとは思いますが、だんだんと減っていく雪を見て、春になると跡形もなくなるんだなーと少し不思議な気持ちになりました。

さて、今日は昨日のゴゴティーさんに引き続き、先週末の八峰白神ジオパークに行った時のお話をします。
秋田県連絡協議会ガイド共通講座のスキルアップ講座のエクスカーションです。

人数が多かったため、マイクロバス4つに分乗して出発です。
私たちが最初に向かったのは、濤安(とあ)の乙女。

女神

海岸が見渡せるような、少し高いところにこの女神さまは立っています。
女神さまは日本海中部地震の時に発生した津波で、たくさんの方が亡くなったことに対し、鎮魂のためにたてられたそうです。
人々がなくなった河岸の方向を向いているそうですよ。

前からの女神さま↓

女神2

かつて津波にのまれてしまった場所に、人々は新たに家を作って暮らしているそうです。
地震や津波などの自然現象は、私たちの力ではどうしても防ぎようがありません。

過去に合ったことを学び、教訓として、災害に対して上手に付き合っていくしかないんですよね。
この乙女を見て当時のことを忘れず、次に津波や地震がきたときは被害者がいないようしていけたらいいなと思いました。
女神さまもそう思っているのかな。

濤安(とあ)の乙女に会った後は、割り込んできたマグマが割り込んだ形で固まったものを見に行きました。

貫入

少し分かり辛いですが、写真の左側が肌色っぽい岩石なのがみえるでしょうk。
この肌色の部分が、ここでいう割り込んできたマグマです。

マグマの動き、と言われて思いつくのは火山が噴火したときの勢いよう噴き出している場面ではないでしょうか。
私たちは地面を作っている岩石の上に立って暮らしていますが、火山噴火で噴き出すために、地下のマグマは岩の割れ目を通りながら地面へと上がってきます。
その割れ目を通っているときに、地上には到達せずに固まってしまったのがこちらの割り込んできたマグマです。
このマグマがもう少し固まらずに地面まで到達していたら、噴火になっていたはずです。

お次は地面まで到達し、溶岩となって固まった岩石です。

柱状節理

お馴染みの方も多いかもしれませんね。
こちらは柱状節理です。
写真の右側は垂直に近い形で形成されており、柱の断面が並んでいますね。
左側の方は、かなり柱が寝そべったような形をしています。

柱状節理は、岩石が冷える時の等温線に対して垂直に柱が伸びていくといわれています。
このことから考えると、この柱状節理が固まるとき、少し複雑な温度の構造があったのかもしれませんね。

ちなみに、柱状節理と言われると、太くてきれいに並んだものを吸蔵する方が多いかもしれません。
が、実は柱状節理の構造は大きく2種類あると言われているのです。

ひとつはみなさまがご想像したんではないかと思われる、太くてきれいに並んだ構造。
こちらはコロネードと言われています。
もう一つは、もっと細くてなんだかぐちゃぐちゃしてみえる構造。
こちらはエンタブラチャーと言われています。

古代ギリシャ建築の柱の構造の名前からとっているので、そちらの方に明るい方はもしかしたら聞いたことがあるかもしれないですね。
こちらのエンタブラチャーはとても複雑な構造をしているので(気になる方は、『柱状節理 entablature』で検索してみてくださいね)、温度構造だけでは説明できないのではと言われています。
岩石について、すごく昔から研究されているのに、まだわからないことはたくさんあるんですね。

さて、次はグラックサンドビーチに降り立ちました。

ブラックサンド

本当に真っ黒。
ここは昔、発盛鉱業所というところから捨てられたカラミが、小さな砂のようになって海辺に広がっています。
ゆざわジオパークでも、50cmくらいの塊が塀に使われているのを見ることが出来ますね。

ということで、ここはいわば人口砂の砂浜です。
このカラミの粒が広がる前は、どんな姿だったのでしょうね。

この後は観光市を見学し、エクスカーション終了です。
ちなみにこの観光市、新鮮で大きな海産物がたくさんあってびっくり!
写真を撮り忘れてしまいましたが、大きなタコの足や貝や魚が所狭しと並べられ売られていました。


エクスカーションは修了しましたが、もう一か所白瀑神社と滝を見学に行きました。

滝

ここまお神輿が滝浴びするところとして有名だそうです。
滝の高さは17mだそうですよ。

こんな感じでエクスカーション終了し、ゆざわに戻ってきました。
八峰白神ジオパークのみなさん、本当にありがとうございました!

ちなみに、八峰白神は雪がほとんど降っていませんでした。
緯度はほとんど変わらないのに、雪の量にこんなに差が出るなんて不思議ですね。

こういう不思議は、地球について知ることでなるほど!と思うことができます。
なるほど!と思い、そしておもしろい!と思ってくださる方が増えるといいですよね。

さてさて、今日はこの辺で終わりにしたいと思います。
ゆっこでした。
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Author:湯沢市ジオパーク推進協議会事務局
世界ジオパーク認定登録を目指して日々活動している「湯沢市ジオパーク推進協議会」事務局です。

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