湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

冬だ!雪だ!なにしよう? ゆざわジオパーク日帰りバスツアー!

2016-03-17

こんばんは。ゆっこです。
春が近づいてきたのか、とてもいい天気の日が続いていますね。
穏やかな陽気とは裏腹に、最近年度末ということで、大変バタバタとしております。

さて、そんな春が近づいている中、雪とたわむれてきました。
タイトルにある、ゆざわジオパーク日帰りバスツアーに、先週末参加してきました。

朝市役所に集合して、早速バスで出発!
バスの中ではゆざわジオパークガイドさんがさっそくお話をしてくださいました。
行きのバスの中のお題は、かんじきについて。

1かんじき

こちらのガイドさんは、山のプロ!
手に持っているのは、なんとご自身で作ったかんじきです。
近くで見せて頂きました。

2かんじき2

材料は全て山からとれるもの。

丸っこい枠は、クロモジという木です。
節がないいいクロモジの木は貴重だそうで、さて取りに行きましょう、と山に行ってもすぐに見つかるものではないそうです。
この木を曲げるために、100℃に近い小安峡の温泉を利用するのだそうです。

曲げた木を留めているのは、サルナシというツル。
サルナシも小安峡の温泉を利用して柔らかくし、柔らかいうちにぐるぐると巻き付けるのだそうです。
そうすると、乾燥したときにいい具合に締まって、丈夫な感じ鬼ができるのだそうです。

左右に出ているのはイタヤカエデの木。
これがあることで、急な斜面もすいすいと歩けるのだそうです。

そして、紐のようなものが、フジツルだそうです。
これで足とかんじきをしっかりと固定します。
ぐいぐいと引っ張っても全然千切れる様子がありません。
それぞれの木の特性を上手くりようしているのですねー。

さて、かんじきの話を聞いているうちに、小安に到着。
少し時間に余裕があったので、小安峡を見学しました。

3小安峡

写真が横を向いていますね・・・すみません。
こちらのしゃしんは右側が本来上側になります。
今は雪のため、下の遊歩道に降りれないので橋の上からの見学です。
ふきだしている温泉と、奥の方には大きなつらら「しがっこ」が見えます(写真は少し見にくいですね・・・)。
紅葉の時期もきれいでしたが、残雪の感じもすごくいいですね!

少し移動して、不動滝の所へ。
残念ながら、不動滝も雪のため近づくことはできません。
ですが、不動滝近くの橋から小安峡の方を見ることが出来ます。

4小安峡2

このとき、ちょうど発電所の水を放水中だったらしく、右側にいつもは見られない滝が!
そしてその滝のしずくによって、虹が出ていましたよ!わかりますか?

久しぶりに虹を見たなーとほくほくしながら、雪上トレッキングの会場、とことん山のスキー場へ。
この日のトレッキングの装備はこんな感じでした。

5装備

手に持っているのは、イタヤカエデで作ったもの(名前を忘れてしまいました・・・)。
山に入るマタギの方とかも持っているそうです。
ちなみに、この日私が貸して頂いたのは、ガイドの方のお父さんがずっと使っていたものだそうです。
そんな大事なものを!と思いましたが、ありがたくお借りしました。
じっくり大切に使い込まれただけあって、手にしっくり合いました。

準備が出来たら早速出発です。
この日はカタ雪になりかけているような雪で、比較的歩きやすかったようです。

6出発

歩きやすいとは言っても、雪歩き初心者ですので、遅れないように頑張ってついて行きます。
それにしても、真っ白な雪の上を歩くのはとても気持ちがいいですねー。

7よく燃える

歩きながら、植物のお話をたくさんして頂きました!
こちらの写真も横向きになってしまっていますが・・・。
こちらの木はウダイカンバという木です。
木の皮が薄くペリペリとはがれる感じなのですが、この皮が大変燃えやすく、着火剤の代わりになるのだそうです。
簡易的な松明もつくれるんだそうですよ!
ということで、山で一晩明かす時はとにかくこの木を探したらいいようです!

ウダイカンバを後にすると、急斜面が。

8斜面

正直ここを降りるの・・・?と思いましたが、皆さんスイスイ降りていくので私も後に続きます。

9斜面2

かんじきのお蔭もあり、雪道初心者でも斜面を降りることが出来ました。
地味に一人で達成感に浸っていたのですが、歩きなれている人にとっては、なんでもない斜面なんでしょうね。
ちなみにこの斜面、おりたところは雪の下になっていて見えないですが、川になっていました。
歩く場所を間違えて、雪の薄いところを歩いてしまうと川に落ちてしまいます。
やはり、雪道は歩きなれた人と行かないと危険ですね。

このあとは、比較的歩きやすいところをゆっくりと進んでいきました。
途中このような木を発見。

10くいこみ

大きな木に、ツルのような木が巻き付いているのが分かりますか?
この巻き付いている木を大きな木が取り込んで、二つがくっ付いているように見えます。
仲良しでこうなっているわけではなく、厳しい生存競争の結果なのだそうです。

そしてこちらもすごいことに。

12つる

日あたりがいいせいでしょうか、木に様々なツルが巻き付いています。
ちなみに、このツルの中にかんじきに使われていたフジツルとサルナシも入っています。
いろいろ絡みつき過ぎて、写真での判別は難しいですが・・・。

雪や木を存分に楽しんだ後は、昼食と温泉です。

13松葉館

お世話になったのは松葉館さん。
美味しい料理と、熱めのお湯でのんびりとしました。
午前中のトレッキングの心地よい疲れもあって、温泉の後はうつらうつらと春の陽気を楽しみました。

ゆっくりとした後は、木工クラフト作成!
夢中位なりすぎて作成途中の写真を忘れてしまったのですが・・・。
ガイドさんが集めてくださった山のものを自由に使って、好きなものを作ろうというもの。
張り切ってつくったのが、こちら!

14木工クラフト

どうでしょう!テーマは自分でもよくわからないのですが、森の中の一コマなイメージです。ざっくりしててすみません。
ちなみにかわいいドングリの子は、ガイドさんが作ってくださいました。
こちら、今事務局に飾らせていただいています。

さて、これでツアーの全行程は終了なのですが、かんじきを履いて、ちゃんと歩き回ったのは今回が初めてでした。
除雪することのなかった昔や、除雪のできない山の中では、こういうものが必須だったんでしょうね。
昔から、手間暇かけて工夫して改良しながら今の形になったんでしょうね。
雪が無かったら世界に存在しなかったものだと思うと、なんだか感慨深いものがありました。
その土地の地形と気象と、そして人が関わり合って今の文化が根付いているのですね。

もうすぐ雪のシーズンも終わりです。
雪国に慣れたとは決して言えないですが、その中で暮らす方たちの文化や生き様には触れられたかなと思います。まだ、ほんの少しでしょうけれど。

やっぱり、雪国は大変ですが、楽しく何とも言えない趣がありますね。
ゆざわでしか味わえないものだと思うと、本当にここにこれてよかったなと感じます。

なんだか変なまとめになってしまいましたが、とにかくこの日のツアーは大変楽しかったです。
みなさま本当にありがとうございました!

ではでは少し長くなってしまいましたが、今日はこの辺でおわります。
ゆっこでした。
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Author:湯沢市ジオパーク推進協議会事務局
世界ジオパーク認定登録を目指して日々活動している「湯沢市ジオパーク推進協議会」事務局です。

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