湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

ミラーマン 院内銀山を行く 薬師山編

2016-04-20

今回は、薬師山についてご案内いたします。
まず、薬師山の位置を簡単な地図でご案内いたします。

銀山地図1
この地図に描かれているように、先回までご案内した山市大竪坑の裏の山になります。
銀山が栄えていた当時は幾つもの登山道が有って銀山の人々の名所でしたが、
今は道もわからなくなってしまい、荒れ放題です。
それでは、渡部和男先生が書いた「院内銀山歴史散歩」の中の薬師山についてご案内します。



薬師山(572m) (院内銀山歴史散歩  渡部和男著より)
 薬師山は江戸時代からの名所・信仰の山として、登山道はいくつもありました。 一つは相の山を登り切ったところは『鉛沢追分』(元治二年『日記』、明治期絵図『銀山峠』)でそこには初期には北平番所、幕末期には裏御門が置かれた。 銀山峠二股道を右折すると薬師山への道である。他には西光寺の脇から行く道もありました。
山頂には薬師堂があり、「東海林本」『銀山記』に「薬師堂由来」の物語がある。養安は山頂までの距離を測っている。「朝飯前薬師様へ参詣罷り越し、鳥居より薬師堂坂上迄間数はかり見候処、千五百十段にこれあり候、上り八丁余(約900m)」(天保10.4.8)、翌日は詰合のお供をして登っている。鳥居は西光寺わき、五本桜を通る正参道にあった。薬師祭礼は四月八日で養安は毎年のように参詣しているが、弘化元年は病用で嫁・おすま等が参詣し、同日「御堂御建下され、御詰合金子様御参詣成され候」とあり、この頃堂が建てられたものであろう。今は山神石堂と岩祠になっている。なお、院内では薬師祭礼の四月八日は、「高い山」と称して、山に登って弁当を食べる風習があった。山頂からの見晴らしはよく、上院内のほとんどが見える。


 このように書かれていてとても良い場所だあった事がわかります。ミラーマンも一度は登ってみたいのですが、残念ながら今のところ出来そうにありません。薬師山1
この写真は、渡部和男先生の写真集からのものです。山もきれいになっています。
薬師山2
これは半年前に写したものです。
今回はこれで終了します。
次回も薬師山について、ご案内いたします。

追加、院内銀山とは全く関係有りませんが、今日、今年初めて小野城址に登ってきました。
ここは、まさにジオパークです。
湯沢の基盤岩である1億年前の岩石(花崗岩)が長い年月掛けて風化し、砂に変わってしまいました。
小野城址のある山全体が砂で出来ている山なのです。そこに今から800年も前に鋤と鍬しかない時代にとても深い空堀と数多くの平場(郭)が築かれました。それは砂で出来た山だったからです。
本丸跡からの眺めも最高です。いまはカタクリの花がとてもきれいに咲いてます。
小野城址1
登り口近くの日当たりの悪い場所には、まだ、多くの雪が残っています。
小野城址2
本丸近くの登山道に木が倒れていました。
小野城址4
本丸跡は今、カタクリの花が盛りです。いたる所に群落があります。
小野城址3
本丸からの眺め、正面の山は、小比内山です。179万年前の火山活動で出来た山です。
小野城址5
横堀方面の眺め、奥に神室山(1億年前の岩石でできている)が見えるはずが、残念です。
小野城址は昔は桜の名所でしたが、今は管理されていないので、木が弱ってしまいました。
桜も咲いてますが、魅力なし。
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Author:湯沢市ジオパーク推進協議会事務局
世界ジオパーク認定登録を目指して日々活動している「湯沢市ジオパーク推進協議会」事務局です。

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