湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

ミラーマン 院内銀山を行く 昭和の探鉱所について

2016-06-19

先回、昭和の探鉱所開設についてご案内いたしました。
今回からは、各探鉱についてご案内いたします。
まず、1回目として大切坑の開削についての案内です。
大切坑は、もともとは江戸時代に掘られた水抜き坑で、
宝永4年(1707)普請方赤石助左衛門に命じて新大切(大切坑)の大水抜きに着手し4年の歳月で完成した。
延長1644m(大切坑~五番坑)の水抜き坑道。
それが、明治時代には更に延長されていて相の山下部まで延長2500mで鉱石の運搬と水抜きを兼ねていた。
ところが、大正9年の閉山から使われてなく、荒れていた。その
辺の様子を案内します。

≪大切坑の開削≫ 会誌「院内銀山」第22号 「院内探鉱所開設当時の想い出」より

大切坑の坑口は、当時文部省の指定史跡となっていたため、旧坑口より40m位下部から開坑し、坑内で旧坑道に接するよう開削された。旧坑道は昔、選鉱場までの運搬と水抜き疏水道を兼ねている坑道なので、巾も1.8m以上ある巾広い坑道で相の山下部まで延長2500mの主要坑道であったが、取りあけには、旧坑内の水溜り、及び排気には気の抜けない危険な工事であった。特に旧東三番坑(旧白銀小学校の川向かい附近)は崩壊が激しく、竪坑を通して開削し、また西三番坑に竪坑を開削し、昼夜水抜きポンプを操業して旧坑内水を汲み上げ事故防止に努めた作業であったが、昭和13年6月、旧坑道の溜水が、鉱夫の稼働していない夜間に流出したので、犠牲者を出さず、幸運な開坑となった。
御幸坑は坑口から5m位入ると斜坑が螺旋式に大切地並まで約50mで通じ開坑された。


IMG_1883.jpg
上の記述の中の大切坑が赤丸の所です。108号線沿いに今でもかすかに面影を見る事が出来ます。
IMG_1882.jpg
東三番坑、西三番坑の竪坑跡が黄色とブルーの丸です。

余談ですが、社員の中には、大切坑口から坑道の中を歩いて事務所まで行ったという話も聞いてます。ここを通った方が早かったそうです。

今日はこれで終了します。
ごきげんよう、さようなら。
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世界ジオパーク認定登録を目指して日々活動している「湯沢市ジオパーク推進協議会」事務局です。

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