湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

ミラーマン 院内銀山を行く 院内銀山の神社・仏閣一覧編

2016-07-07

今回からは、院内銀山にあった神社や仏閣についてまとめてご案内いたします。
今までも、金山神社・正楽寺・西光寺とそれぞれ単独で詳しくご案内しましたが、
今回は、それらのものも含め、一覧として簡単のものをご案内いたします。
まずは、神社からご案内いたします。


院内銀山における神社と寺院  会誌「院内銀山」第36号 渡部和男著より

「神社編」より
山神宮・神明堂・稲荷堂・天神堂について、ご案内いたします。
山神宮については、金山神社編の時かなり詳しくご案内したので今回は簡単に触れさせていただきます。
●山神宮・・山神宮は江戸期秋田藩の正式名称であったが、金山神社と変更したのは、明治元年(1868)「神仏分離令」に基づく政府の命によってである。神宮名は天皇家と関係のある神社のみに許された。現存するただ一つの建造物遺産である。
 山神は銀山発見と共に、山師によって祀られたろうが、その年代は確定できない。山神記事は、「梅津正景日記」(以下『正景日記』)に「山之神祭なり」(慶長17年19日)を始め数回現れるが、「銀山記」には創建記事もなく甚だ簡単である。
 「宝永絵図」は名称がなく建物表示、「千秋文庫」は山神社、「天保絵図」は山神堂、「岡絵図」は山神宮である。
●神明堂・・神明堂鳥居左30m程の小南沢川を渡り、山麓やや登った所にあった。春先には石段も見られ、現在は杉林になっている。
 この堂も古く四絵図に表示されている。江戸期には祭りも盛大であったことは、「養安日記」で知られる。明治期に解体。なお、ここから少し登った所に古峰神社があった。この場所はやや高台に在ったので町を見下ろす事が出来たので、遊山場所として、皆さん良く出かけていた。
『神明堂持ちより弁当にて神沢様(詰合)御餞別相始め候』(天保6.7.1)

神明堂10
丸の中に神明堂が描かれています。金山神社鳥居の左側の川を越えた山の中に在りました。
神明堂階段入口
現在の様子。トイレの奥の山裾には階段跡があります。
神明堂階段2
この写真の中央にはっきりと階段跡が見えます。
神明堂階段
これは、写真集(院内銀山) 渡部和男著より
はっきりと階段が写っています。


●天神堂・・山神宮楼門直下に稲荷堂と向い合ってあり、額には「天満宮」とあり、「天保絵図」「岡絵図」に表示される。江戸後期の創建であろう。子供の神様として、子供たちが祭った様子が『養安日記』にある。
天神堂10

山神宮の右側に描かれているのが天神堂です。(写真が縦になってます)
天保期の絵図に、山神宮境内に天神堂が描かれている。山神宮の下、階段を挟んで右側が天神堂、左側が稲荷堂
天神堂の堂内には台座約1m四方の宮造り内陣があり、中には天神様 (塑像)が祭られ、その台板には『天保二年七月廿八日大坂高津新道四天王寺仏師田中平蔵作』と裏書がある。大坂の仏師が作った由緒ある神様ということになる。

天神堂
この写真は、現在の天神堂です。
天神堂内部
お堂の中には天神様が祭られています。(写真は渡部和男著 写真集「院内銀山」より)

今回は、ここまでにいたします。
ごきげんよう、さようなら。
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Author:湯沢市ジオパーク推進協議会事務局
世界ジオパーク認定登録を目指して日々活動している「湯沢市ジオパーク推進協議会」事務局です。

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