湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

雪国ジオパークフォーラム2017開催!(講演会)

2017-01-20

 こんにちは、ゆざわの子です。本日は、1月18日(水)~19日(木)にゆざわジオパークにて開催された「雪国ジオパークフォーラム2017」講演会について主にお伝えしたいと思います。
 2回目となる今回は積雪期のジオツーリズムとリスクマネジメントについて情報の共有を図り、雪を活かしたジオツーリズムについて議論することで、雪国におけるジオパーク活動が年間を通して活発になることを目的に開催されました。



講演1 「冬のジオツアー企画・広報の方法」                             講師 NPO法人かんなべ自然学校代表 前田 敦司 氏
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 前田さんは、兵庫県豊岡市の神鍋高原において「遊びの中に学びがある」をテーマに自然の中で経験できるプログラムの企画運営を行うNPO法人かんなべ自然学校の代表を務められていて、子供から大人まで楽しめる様々なプログラムを提供しています。 また、山陰海岸ユネスコ世界ジオパークのジオパークガイドでもあります。


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 前田さんからは、山陰海岸ジオパークや現在の活動紹介の後に「企画の際に気をつけている事」、「広報の際に気をつけている事」についてお話しがありました。
 企画の際に気をつけている事は9項目(素材探し、誰に響くか、対象者に対してルートは適切か、伝えたい事は何か、何人に同時に伝える事ができるか、協力者はいるか、必要経費はいくらか、販売価格はいくらが適切jか、どうやって求める人に届けるか)あり、一つ一つの項目について説明がされました。
 続いて、広報の際に気をつけている事については5項目(誰に届けたいか、届けたい相手は何で情報収集しているか、タイトルにジオパークを入れるか、どうやって広報するか、どのタイミングで広報するか)あり、タイトルにジオパーク(ジオ)を入れるかについては、入れると当然ながら関係者は集まるが、ジオパークを知らない人は離れてしまうので、タイトルでは表に出さず、アクティビティのプログラムに参加された方との会話の中でさりげなく伝えるのが良く、参加者が気になった事を聞かれた時に答えると尊敬信頼につながるとのことでした。




講演2 「冬のジオツーリズムにおけるリスクマネジメント」
講師 株式会社 洞爺ガイドセンター代表 小川 裕司 氏
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 小川さんは、北海道洞爺湖町にお住まいで、これまでアメリカや北海道で数々のガイド経験を積み、2002年に洞爺ガイドセンターを発足し、代表を務められています。火山マイスター制度では発足時より、主にリスクマネジメントを担当し、多くのマイスターに危機管理意識を伝授してきました。また、洞爺湖有珠山ユネスコ世界ジオパークのジオパークガイドでもあります。


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 小川さんからは、洞爺湖有珠山ジオパークの紹介の後にリスクマネジメントについて実例を交えてお話しがありました。ツアー前に危険を拾い出し、把握、認識しておくことがリスクアセスメントで、これが最初にする事。ツアー前・中・後の危険を可能な限り回避する事がリスクマネジメントで、リスクマネジメントは1番ではなく2番目にすることだとのお話しでした。リスクの種類は「環境的・外的リスク」、「人的リスク」の2種類あり、その一連の話しの中で参加者に説明する際は一番弱い人(子ども、高齢者、障がい者と思われます)に教えるように説明して欲しい。人的リスクで参加者の状態が、もしかするとツアー参加当日二日酔いであったり、軽い怪我をしているが、ガイドにそのことを伝えず、たぶんツアーに参加しても大丈夫だろうと心の中で思って参加しているといった「不確定要素」の場合があるので注意が必要との話しもありました。また、救急についてはベーシックなことしかできないので、ツアー中に参加者に何かあったら迷わず救急車を呼ぶ、そのため、ツアーの場所は救急車が助けに来ることができる場所を選定する。その他、1~2年に1回、地元の消防署や役場に「何かあった場合は、お願いします。」と挨拶をしに行くとのことでした。



フォーラム2日目総括
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 講演会に引き続き、行われたワークショップについては後日、担当より報告があると思いますので、ワークショップ終了後の総括について簡単にご報告します。
 プログラムでは、2日目の総括をワークショップ結果報告をメインに行う予定でしたが、講演会講師でもありワークショップコーディネーターでもあった前田さんより、ワークショップ参加者と対話形式で行いたいと提案があり、同じく講師とワークショップコーディネーターを務めて頂いた小川さんも前田さんの提案を快く受けてくれたため、総括を対話形式で行わさせて頂きました。お二人のトークの後に、参加者からは様々な質問がされました。
 総括の後、「苗場山麓ジオパーク」さんから次回開催に向けての抱負が発表され、次回は苗場山麓ジオパークでお会いしましょう!と宣言し雪国ジオパークフォーラム2017は閉会しました。(今回のフォーラムで学ばれたこと、体験されたことが全国各地域に持ち帰られ還元されれば大変嬉しいです)。
 小川さん、前田さん、遠方よりお越しいただいた上、限られた時間の中で講演とワークショップコーディネーターを務めて頂き本当にありがとうございました。また、本フォーラムに開催にあたり、ご協力いただいた皆様に改めて感謝申し上げます。
 以上、本日の担当はゆざわの子でした。

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Author:湯沢市ジオパーク推進協議会事務局
世界ジオパーク認定登録を目指して日々活動している「湯沢市ジオパーク推進協議会」事務局です。

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