湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

自己紹介②

2017-11-14

近況報告
 お米まいすたぁです.勤務してから,2週間がたちました.いやー,毎日が驚きと発見の連続ですね.
 一番驚いたのは,周りの皆さんの電話応対です.電話がとても多いにも関わらず,作業効率を落とさず丁寧に対処できていて本当にすごい.尊敬します.
 自分の場合,電話が鳴る度,電話を受ける度に,長い間思考停止しています(^ ^;).「電話取次上手く出来ただろうか…電話マナーは守れただろうか…」そういったことが一気に頭の中を駆け巡ってしまうんですね.(慣れの問題なのかな??
 とは言いつつも…!自分の携帯電話が鳴るぶんには全く支障がないので,私に御用の際は,ぜひ,私の携帯番号を積極的にご活用いただければ,と思います. 笑

自己紹介②
近況報告が長すぎたので, 「食う食われるの関係」の魅力的話は次回に先送りにし,今回は巷で流行っている「生態系の破壊」という言葉について簡単にお話しします.
 皆さんは,「生態系が破壊される」という言葉についてどのような考えを持っていますか.実はこの言葉,ある程度の識者ならば使いません.
  「生態系の破壊」という用法が正しいか否かを判断するために,ここでは「生態系」という言葉について吟味していきます.

 生態系=ecosystem(エコシステム)は,生物群集を主体とする物質循環機構のことです.

 より詳しく説明しますと,環境を構成する生物の周りには,かならず,生物間の相互作用(食う食われるの関係等)が網のように張り巡らされています.この網目で引き起こされる物質輸送や物質循環をひっくるめて「生態系」と定義付けているんですね.
 つまり,生物がいれば(形はどうあれ)生態系が成り立つと言えます.

 この定義に則れば,「生態系の破壊」とは”生物の根絶”を意味し,滅菌庫のような環境を形づくることを示します.果たして人間活動を起因としそのようなことが起こりうるのでしょうか.
 極端な例として,森をきり,谷をうめるコンクリートロードについて考えてみます.

 まず,高頻度で起こりうる現象としては,コンクリートロード上の風の影響を受けにくい場所に土埃がたまります.次に,それを利用しようとギンゴケなどのコケが発生します(湯沢にやたら多いですよね,側溝にいるあいつらです).
そして最後に,クマムシやセンチュウ等の植食者や捕食者がそのコケに棲み,食物網が形成されます.したがいまして,たとえコンクリートロードであっても生態系は構築されると言えるでしょう.

 コンクリートロード上のコケ内部という僅かな空間に着目しただけでも,生態系の存在が確かめられるんですねえ.こういった事例から分かる通り,「生態系の破壊」が,いかにおかしい言葉かを判断できると思います.

 コンクリートロードは森林や谷の生物多様性を低下させる可能性がある,これが無難な言い方でしょう.
生態系という言葉を用いる際には,用法用量を守って正しくお使いください!

お米まいすたぁ
プロフィール

湯沢市ジオパーク推進協議会事務局

Author:湯沢市ジオパーク推進協議会事務局
世界ジオパーク認定登録を目指して日々活動している「湯沢市ジオパーク推進協議会」事務局です。

御訪問ありがとうございます
カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
湯沢市のお天気時計
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
リンク
検索フォーム
Yahoo!ニュース
RSSリンクの表示
QRコード
QR
都道府県別アクセス数
過去1週間の状況です

ジオターゲティング