湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

ミラーマン 院内銀山を行く 明治以降の院内銀山(古河時代) 長倉地区

2018-01-03

先回、変電所とは?ということについてご案内しましたが、
今回は、長倉地区(落合)にあった『ばっこ石変電所』についてご案内いたします。

長倉地区にあった「ばっこ石変電所」
 古河時代の院内銀山では、長倉・落合地区が主要な場所になりました。
 鉱石の選鉱場・精錬所や鉱業事務所・変電所等がありました。
長倉2
明治時代の古河鉱業時代の絵図面です。
ここは、精錬所が描かれています。

長倉1
ここに描かれているのは、古河鉱業の鉱業事務所ですが、
川を挟んで山側に緑色に書かれた四角い場所がありますが、
ここには変電所が描かれています。
変電所に行く道も書かれていますが、川を渡る橋も書かれています。

 明治期の初めには、動力は蒸気機関でしたが、明治20年代になると日本でも水力発電による電力供給が始りました。記録の残っている水力発電所で最古のものは、明治21年(1888)7月1日に発電を開始した宮城県の三居沢発電所です。秋田県でも明治29年(1896)尾去沢鉱山発電所で水力発電による電力供給が始りました。院内銀山においても明治33年秋ノ宮の樺山発電所が操業し、院内銀山に電気の供給がなされました。それと同時に建設されたのが長倉に建設された「ばっこ石変電所」です。この変電所は精錬所の前の十分一沢を挟んで向かい側に有りました。この変電所には、樺山発電所から送電された電気を工場で使用できるように変圧して各工場へ送電しました。電気が供給された事で銀の生産能力は一気に上がりました。

当時の変電所が写っている物をご案内いたします。
長倉電気変電所
長倉変電所2
2枚の写真を見ると、高台に変電所がありました。
建物はドイツ人技師が設計したもので、院内石で造られていました。
この建物は、現在秋ノ宮の樺山発電所と同じような形の建物でした。
変電所跡
昭和に取られた写真では、建物の後ろに高台になっていますが、その場所にあったっ言われています。

次は、変電所へ行く前の橋についてご案内します。
『山市橋』について、今でも明治時代の遺産として残っています。
山市橋2
山市橋3

この近くには、川底に大きな一枚岩の院内石があります。その上をゆったりと水が流れています。
しず小町テレビ出演
IMG_0806.jpg

今回はこのへんで終了いたします。
ごきげんよう、さようなら。
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世界ジオパーク認定登録を目指して日々活動している「湯沢市ジオパーク推進協議会」事務局です。

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