湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

ミラーマン 院内銀山を行く 明治以降の院内銀山(古河時代)樺山発電所

2018-01-21

今回で樺山発電所については3回目となります。
今回は、樺山発電所について記述したものが幾つかありますので、
それを何回かに分けてご案内いたします。
まずは会誌 院内銀山の中に記述されているものをご案内いたします。


樺山に発電所を設ける  会誌「院内銀山」 院内銀山ものがたり より

 古河市兵衛は、銀山の設備の充実に力を入れ、竪坑の改修や坑道を延長する事等を始めとして、最新式の方法による精煉所・溶鉱炉の建設も行って、銀の生産量を高めるよう努力しました。
 また、諸機械の原動力に電気を取り入れるため、明治27年、秋ノ宮村の土地五町六反四畝(556アール)を借り受け、明治33年4月、役内川の水を取り入れた樺山発電所を完成させました。
 この発電所の完成は、当時としては画期的な出来事で、水力発電としては日本で四番目と言われ(?)山内の人々の喜びは大変なものでした。
 この発電所はフォイト式スパイラル・タービン12台、600V・225kwのシーメンス・ハルスケ会社製で三相交流発電機二基を設備したものでした。
 このために、院内銀山の銀の生産量が向上し、金の生産量も他の鉱山を遥かに上回るようになりました。
 しかし、精煉所・溶鉱炉による煙害問題が起り、樺山発電所から銀山へ電気を送る電柱を夜中に切り倒した者が出る等して、当時として地方には珍しい争議が起りました。
 そこで、古河本社では土地の買い取りや立木や桑の煙害の賠償として四十万円程支払いました。この様な煙害事件が度々起るので、児玉熀貫たちの主立った役員の案によって、院内銀山の鉱区となっている土地の全部を買い上げることになりました。
 現在、その土地は二千ヘクタール程あって、立石林業の所有となっています。


この文章の中に書かれている《水力発電としては日本で四番目と言われ(?)山内の人々の喜びは大変なものでした。》
とありますが、この中の日本で四番目の発電所とは間違えです。
実際は、秋田県で4番目といわれています。

ただ、当時としてはとても立派な発電所でした。
それに現在でも稼働している発電所としては、とても珍しいものです。


樺山水力発電所
建設された当時の樺山発電所です。
IMG_2206.jpg
この写真は現在の建物の写真です。ほとんど変わっていませんが
幾つかの点で変更されています。
まずは屋根の部分が全く変わってしまいました。
また玄関の部分も変更されています。
建物の前に木が植えられていました、今は無くなりました。


今回は、ここまでにいたします。
ごきげんよう、さようなら

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世界ジオパーク認定登録を目指して日々活動している「湯沢市ジオパーク推進協議会」事務局です。

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