湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

第11回ジオパークネットワーク全国研修会

2018-02-12

こんにちは!お米まいすたぁデス!

ゆっこさんがブログで紹介していましたが、
私もESD(持続可能な開発のための教育)を学ぶため、第11回ジオパークネットワーク全国研修会(in 箱根ジオパーク)に行ってきました。

率直な感想としては、基本的な考えに関し共有できていること(※1)を確認できてよかったと思います。
「多様な人々との協働」、「地球の課題と地域の課題が重なる」「答えのない学問を学び続ける」…
これらの言葉は特に素敵な言葉と感じました。

敢えて解せないことを2点挙げるとしたら…

①・総合学習により、”自尊感情”を高めていかなければいけない
②・魚つき林における(江戸時代に植栽された)クロマツを保全することは重要
このスタンスには同意しかねる部分が有りました。

まず,自尊感情がない人というのは,それを補ってある良さがあると思います。
例えば、自分の考えを表に出さず素直に行動することが挙げられます。
こういう人のおかげで、日本社会が回っていると考えられるので、無理に性格を変える必要はないかと感じました。そもそも「多様な人々との協働」という考えにそぐわないですよね^^;知的好奇心を向上させたい、なら同意できますが。
また,総合学習を行っていないH21年度の中学三年生と,総合学習を行ったH26年度の中学三年生とで,自尊感情を比較し,総合学習の有用性を統計学的に評価していましたが、そのやり方は正しくないと思いました(人が変われば,性格も変わるためです)。
自尊感情に関し同程度の考えを持つ集団を2つ用意し、片方に総合学習を導入し、もう片方はそうしない、こうすれば総合学習の有用性を評価できるかと思います。

そして,人為的に植栽したクロマツの保全に尽力することも疑問を感じます。
どうやら,保全のために,マツ枯れ防止用の薬剤を、マツ樹冠上のスプリンクラーで散布しているようです(将来的には、従来から生えているスダジイの間伐も入るのかな)。
当然,それによる生物多様性への影響があるでしょうし,多大なコストを掛けてまで行う保全が、持続可能な開発に繋がるのか?と感じました。
(無論、地元住民の考えが極めて重要なので,それ次第のところもあるかと思います。)

とまあ、さまざま書きましたが、上記事柄に正解はございません。 先述しましたが、答えなき問題を考えていくことが大事なのだと思います。
いろいろなことを考えるきっかけを与えた、箱根ジオパークさんには、心から感謝しています。この場をお借りし、お礼申し上げます。
追記:昼食の時に食べた「干物 (㈱ はまいち)」、今まで食べた干物の中で最も美味しかったです。本当にありがとうございました。
あと、潮間帯生物の観察も良かった。酸で岩礁を溶かす二枚貝イシマテ、そこに生息する巻き貝類(カサガイ?イシダタミ?)…実に興味深い!幕山のウメノキゴケも含め,是非また行って調査したい。

※1、私はこれまでLISA(low input sustainable agriculture;低投入持続型農業)の研究をしてきました。
どのような分野においても,同様の課題を抱えているのですね。
ただし,農業分野と異なり,地質分野の抱える問題は一筋縄にいかなそう。
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世界ジオパーク認定登録を目指して日々活動している「湯沢市ジオパーク推進協議会」事務局です。

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