湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

観光の安全性を高めていくためには?:お米まいすたぁ

2018-03-02

ゆざわに生息するチャツボミゴケやイデユコゴメ、ヤマタヌキランといった多様な生物
はゆざわの観光をより楽しくさせる要素となっています。
その一方で、観光客に害をなす生物というのもいます。

ゆざわ観光地に生息する代表的な害虫としては「ツナギアブ」が挙げられます。
ツナギアブのメスは卵巣発育に必要な栄養を得るために吸血することが知られており、
ヒトだけでなく家畜を含む幅広い哺乳類も襲うため、アブの防除は重要な課題と位置づけられています。
よく用いられる防除法として、アブ誘引物質の二酸化炭素(ドライアイスなど,※1)を用いた粘着トラップ(誘引補殺法)があります。

しかし、この手法、ゆざわの観光地すべてで実施できるとは言えません。
なぜなら、ドライアイスはどこでも入手できるというわけではなく、かつ短時間で気体になるためです。
ヒトの管理下に置かれている牧場や畜舎ならともかく、人里離れた場所に設置するとなるといくつかの問題が生じるというわけです。

したがいまして、より安全かつ楽しいゆざわ観光地を提供するためには「観光地で適用可能なアブトラップ」を新たに考案、導入していく必要性があるといえます。

一つの案として大量のスクロース溶液,酵母のバイオリアクター,サイフォン原理,ビニール傘,金竜スプレー(粘着スプレー)を組み合わせ利用 (下図) したら、どうかなと考えています。これらを利用することで長い時間、二酸化炭素を発生し続けることができるためです。
イラスト
夏場は腐りそう…^^;


生態学的研究だけでなく、害虫防除の観点からの研究も今後展開させていかなければならないですね。

※1、ツナギアブは車の排気ガスに寄ってくることが知られていますが、
これは排気ガス中の二酸化炭素に特に反応しているためと考えられています。
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世界ジオパーク認定登録を目指して日々活動している「湯沢市ジオパーク推進協議会」事務局です。

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