湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

なまけもの:お米まいすたぁ

2018-03-20

おはよー!こんちわー!こんばんわー!おやすみー!おきてええええええええ!!!

どうも、歩きすぎ&人酔いで、グロッキーなお米まいすたぁです。

「こいつ、いつも具合悪そうだな」、というつっこみはさておき、
私は今、博士学位の授与式参加のため、滋賀へ向かっています。

行き交う外国人に道を尋ねられ、懇切丁寧に教えていたら、
電車に乗り遅れるというミスをおかしました…(汗) が、なんとか辿り着けそうです!

さて、私が博士学位を取得したかった訳について語りますと、
(研究のために)3年間の自由な時間が欲しかった、というのが一番の理由です。
日本の場合ですと、働きはじめたら時間的な拘束に苛まれますからね…

傍から見たら私は「怠け者」のように見えるかもしれません。
しかし、怠け者を代表する”動物の方の”ナマケモノはけっして怠け者ではございません。そこはしっかりと強調しておきたい!
正確に言うと、怠けるために、いろいろな苦難があるみたいですね。今日はそのことに関し簡単に語りたいと思います。

ミツユビナマケモノ(以降、ナマケモノ)は熱帯に生息する、草食性の哺乳類です。
通常、草食性の哺乳類というのは卓越した(重たい)消化器官を持っているのですが、ナマケモノは樹上性なので持っておらず、
その代わり柔らかい樹木の葉のみを食べる狭食性であることが知られています。また、葉の栄養は乏しいため、できる限り代謝を抑えるようにしています。

しかし、、いくら代謝を抑えているとはいえ、葉から得られるエネルギーと消費エネルギーとで収支があわないんですね、そんなことに多くの研究者は疑問を呈していました。

「ナマケモノには、大きな謎が隠されているぞ」、と。

そして、近年になってようやくその謎が解き明かされるようになってきました。

謎を解き明かす上で重要となるのが、ナマケモノがまとっている「蛾:メイガ科Cryptoses属」の存在。
この蛾はナマケモノの生活に依存しており、蛾の幼虫はナマケモノの糞を食べる糞食性であることが知られています。

また、この蛾は、成虫になって羽化すると、ナマケモノの毛皮にまとわりついて、求愛行動する習性も持っています。
この求愛行動の際に、排出される蛾の糞や鱗粉、死骸等が、ナマケモノの毛皮に生息する藻類(Trichophilus属)の栄養塩となり、その藻類をナマケモノが毛づくろいすることで摂取し、栄養を得ている…とのことらしいです。

たとえ葉から得られる栄養が少なくとも、蛾に由来する藻類のおかげで、ナマケモノは生活できるんですね。
逆説的にとらえれば、特定の他種(蛾および藻類)なくしてナマケモノの生活はなりたたない、とも言えます。興味深い話です。

ナマケモノと同様に、他者との関係を大事にする怠け者でありたい、お米まいすたぁがお送りしました。
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世界ジオパーク認定登録を目指して日々活動している「湯沢市ジオパーク推進協議会」事務局です。

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