湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

世界に一つだけの岩石標本

2018-11-08

ゆっこです。
明日9日から、東京へ出張へ行ってきます。
東京で行われる、サイエンスアゴラというイベントに、日本ジオパークネットワークの一員として参加してきます。

サイエンスアゴラとは、科学と社会を繋ぐために開催されている祭典のようなものなのですが、毎年日本各地のジオパークの方が参加しており、今年初めてゆざわジオパークも参加することになりました。
ジオパークで何をするかというと“世界に一つだけの岩石標本”の製作です。
こんな感じのものを作ります。
1541555941062_8948_marked.jpg


ゆざわジオパークバージョンの岩石標本です。
こちらはただ黙々と岩石標本を張っていくのではなく、それぞれのジオパークの人から解説を受けながら岩石を張って標本を作製していきます。
また解説はただ淡々と石の説明をするわけではなく、いろいろな写真を見せながら、実際に現地に行っているような疑似体験とともに、大地の歴史と石の関係はもちろん、人の歴史と石の関係などを臨場感たっぷりにお話し(することを目指)しています。

作製(解説)の時間は大体30分~40分。
当日はゆざわを含めて8地域のジオパークが集まり、時間によって違うジオパークの標本づくりが行われます。
2ブースで行うため、2つのジオパークの岩石標本が同時並行で作成されていきます。
残念ながら、ゆざわは11月10日土曜日のみの参加となりますが、このプログラムは10日11日の土曜日日曜日で開催されますので、関東にお住まいでお時間のある方は是非、行ってみてください。

ただ、こちらのプログラム、かなり人気のあるプログラムらしく、サイエンスアゴラに参加した人が選ぶ参加者特別賞という賞を去年と一昨年受賞しているそうです。
ということで、参加希望者には整理券を配布しているのですが、整理券が早い時間でなくなることが多いそうです。
もしご希望の方は、是非お早めに開場へお越しください。
詳細はこちらから。

ちなみに、これらに使用する岩石は、転石を利用しています。
転石とはなにかというと、代表的な転石といえばこんな石たち。
PB060001.jpg

PB060002.jpg
転がっている石ですね。
川原にあるこれらの石は川の上流から流れてきたもので、長い時間がたつうちにどんどんと削られながら海へ流され、そのうち砂や泥になっていく石たちです。
川原の石以外の山の中にある転石も、雨風にさらされるうちにボロボロになっていき、そのうち砂や泥になります。
その石たちの中から、ちょっとだけもらって、教育や普及活動に使わせてもらっています。

一方で転石ではなく、もともとそこにあった石もあります。
ゆざわジオパークで言うと、院内石採石場の岩壁とかがそうですね。
ああいう岩壁のように、大地にくっついている(という表現でいいのかな)岩石が、表面に出ているところを露頭といいます。
研究で使われるのは、ほとんど露頭から直接研究者によってとられた岩石です。
そういう露頭の岩石は、次の世代へ残していく価値はとても高いです。

ということで、岩石標本に使う岩石は、転石を利用しているのです。
それでも、自然のものをいただいているので、やっぱり大事にする必要があります。
なくなってしまうほどどっさりは取っていないですが、それでも自然のものをもらっているんだ、ということも、標本づくりの中で伝えていけたらいいなあと思います。

ちなみにこの岩石標本作製のプログラム、お時間と場所がいただければ、どこでも行うことが可能ですので、興味がある方はお気軽にお問い合わせください。
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湯沢市ジオパーク推進協議会事務局

Author:湯沢市ジオパーク推進協議会事務局
世界ジオパーク認定登録を目指して日々活動している「湯沢市ジオパーク推進協議会」事務局です。

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