湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

日本ジオパークの審査基準

2019-01-27

ゆっこです。
先日、日本ジオパークネットワーク主催の審査基準検討会へ参加してきました。

2007年に今の日本ジオパークネットワークの前進である日本ジオパーク連絡協議会が設立されました。
そして初めて日本ジオパークが誕生したのが2008年です。
そのとき誕生したのは、アポイ岳、洞爺湖・有珠山、糸魚川、南アルプス、山陰海岸、室戸、島原半島の7地域です。
そして当初から、日本ジオパークの審査をしてきた機関が日本ジオパーク委員会です。
この委員会は少しずつ組織が変わりながらも、現在も日本ジオパークの認定・再認定の審査機関であることは変わりません。
10年が経とうとしている日本ジオパークは、各地でいろいろな取り組みが行われています。

そんな中、審査基準検討会が先日行われました。
審査とは、日本ジオパークの認定・再認定審査のことです。
日本ジオパークが誕生して10年が経ったとはいえ、制度としてはまだ新しい方です。
そして、さまざまな人のいろいろな活動を取り入れて成長し続けるジオパークは、発展途上にあります。
なので、審査の基準も発展途上なのだそうです。

先日、ドストエフスキー71式さんのブログで、今年度の再認定審査の結果が出たと紹介がありました。
八峰白神ジオパーク再認定おめでとうございます!
今年度は再認定審査を受けた6地域のうち、2地域が2年間の条件付再認定となっていました。

「これができていればジオパーク」
「ジオパークであるならこうあるべき」

なんとなく、見えているような見えていないような部分を審査するので、点数化しにくいところもあるようです。
地域の背景が違うという部分も、審査の基準を難しくしています。

活動を全部点数化して、何点以上なら合格、としたほうが、審査を受ける地域はやりやすいのかもしれません。
それは審査をする側にもいえることだと思います。
活動をしている、していないだけを審査で確認すればいいとすれば、審査員の負担もかなり減るのではないかなと思います。
でも、それでは見えない部分や、それだけでは伝わってこない人たちの声を聞くために、今の方法をとっているのではないかと思います。

自分の地域に合うジオパークとは何か、地域全体で考えないといけない今の方針は確かに大変です。
でもその方針であえて施行しているのは、その地域で考える部分が大事だからだと思います。
今の方針がベストかどうかは、まだ答えが出ていませんが、審査を受けるほうも、審査員になるほうも、どちらのためにもなる方法を模索していければいいのかなあと感じました。

ちなみに、ユネスコ世界ジオパークのパンフレットとして、ユネスコが2016年に発行しているものがあります。
UNESCO-Global-Geoparks-Document_ページ_01

こちらは表紙なのですが、めくって2ページ目がこちら↓
UNESCO-Global-Geoparks-Document_ページ_03

ここにユネスコ世界ジオパークとは、ということが英語で書かれています。
現在このパンフレットは、日本ジオパークネットワークで翻訳中とのことですが、仮訳をお聞きしましたので引用してみます。

『ユネスコ世界ジオパークとは、国際的に地質学的意義のあるサイトや景観が保護、教育、持続可能な開発が一体となった考え方により管理された、飛び地になっていない単一の地理的エリアです。ユネスコ世界ジオパークは地球資源を持続的に利用したり、気候変動の影響を緩和したり、自然災害の影響を軽減するなどといった、社会が直面している重要課題への意識を理解を高めるため、その地域のあらゆる自然・文化遺産と関連した地質遺産を利用しています。歴史と現代社会の中で地域の地質遺産が重要性であるという意識を高めることによって、ユネスコ世界ジオパークは地域住民に自分たちの地域に対する誇りを与え、地域と地域住民の一体感を強めます。地域の地質資源が保護されている一方で、ジオツーリズムを通じて新たな収入源が生まれるので、革新的な地元企業や新しい雇用、質の高い研修コースの機会が活発に作り出されます。』

あくまでもまだ仮訳ですので日本語が変わる可能性はありますが、ユネスコ世界ジオパークとはこのように説明されています。
日本ジオパークは世界ジオパークとは違うものとして認定等されていますが、理念は同じものであるとしています。
自分の地域を上で書いたようなジオパークである、とするためにどうすればいいのか、みんなで考えていける地域がジオパークなのかなと思いました。
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Author:湯沢市ジオパーク推進協議会事務局
世界ジオパーク認定登録を目指して日々活動している「湯沢市ジオパーク推進協議会」事務局です。

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