湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

-地熱で未来を切り拓く- 湯沢市地熱講演会

2019-03-03

ゆっこです。
少し前になりますが、2月19日(火)に、湯沢市と湯沢市地熱開発促進協議会の共催、そして湯沢市議会地熱利用調査促進議員連盟の協力により。湯沢市地熱講演会が開催され、私も参加してきました。
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前半は、日本や湯沢市での地熱開発についてです。
まず、「我が国の地熱開発動向」ということで、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の西川さんよりお話がありました。
日本の再生可能エネルギーの中での地熱の割合はほかの風力や水力発電に比べてまだ少ないこと、でも日本の地熱資源は世界有数の資源量を有しているため、まだ開発が可能であることなどが紹介されました。
また、今から11年後の2030年までに、地熱発電の割合をどのくらい増やすかと言う具体的な目標や、地熱発電所を作るまでにどのようなことに資金がかかるのか、そしてJOGMECが地熱開発に対してどのような支援をしているのか、などもお話されました。
次は、実際に湯沢市で地熱発電や地熱開発に携わっている方々からの概要や現況報告などがありました。
現在稼働中の上の岱地熱発電所を運営する東北電力さんや、木地山・下の岱地域の地熱資源を開発調査中の東北自然エネルギー株式会社さんのお話しです。
ちなみに、東北自然エネルギー株式会社さんは、上の対地熱発電所の蒸気供給基地も管理されています。
そしていよいよ今年の5月に稼動開始予定の山葵沢地熱発電所を経営するゆざわ地熱株式会社さんや、小安地域の地熱資源を開発調査中の小安地熱株式会社さんからもお話がありました。
ちなみに小安地域は、出光興産株式会社さん、国際石油開発帝石株式会社さん、三井石油開発株式会社さんが共同で調査を行っていましたが、本格的に地熱開発を始めるということで、新たに小安地熱株式会社さんが設立されました。
そして最後は谷地ノ沢地域の地熱資源を開発調査中のオリックス株式会社さんと有限会社いなずみさんです。


後半は、「湯沢に地熱 40年」ということで、地熱技術開発株式会社調査役、そして湯沢市地熱開発アドバイザーの岩田峻さんより講演がありました。
岩田さんには、ジオパーク関連でもいろいろなことでお世話になっております。
現在稼動中の上の岱地熱発電所は、1971年の同和鉱業株式会社さんの予察調査から始まったそうです。
岩田さんは、同和鉱業に勤めていらっしゃったことから、湯沢に関わってくださっていたそうです。
湯沢市での地熱開発の歴史を実体験とともにお話してくださいました。

講演会の前や途中には、地熱開発の模型実験も行われていました。
こちらが模型の全体像。
P2190007.jpg

地熱発電の肝となる、地下からの熱水や蒸気を再現するために圧力鍋が使われています。
P2190006.jpg
圧力鍋から出てきた蒸気が右側のタービンを回すことで、発電されます。
この模型でも実際に発電できるようになっていて、

P2190004.jpg
右側の模型に電気がつきました。
2枚前の写真と比べるとわかるでしょうか。
実際の発電所はとても大きいため、このくらいの模型で説明があるととてもわかりやすかったです。

講演会には、ゆざわジオパークガイドさんや地域の方などたくさんの人が参加されていました。
湯沢市での地熱開発は地域の皆さんの間でも、とても関心の高いことなんだと感じました。
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Author:湯沢市ジオパーク推進協議会事務局
世界ジオパーク認定登録を目指して日々活動している「湯沢市ジオパーク推進協議会」事務局です。

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