湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

1億年は古い?

2019-09-26


皆さん、こんにちは。
イトケンです。

タイトルにある「1億年」は、ゆざわの大地をつくっている岩石のうち最も古いものの「年齢」です。
湯沢市の南端にある神室山(かむろさん)の近くにでる「花崗閃緑岩(かこうせんりょくがん)」が
この時代につくられたと考えられています。

他にもゆざわを形作っている岩石はたくさんあり、それぞれ「年齢」が異なるわけですが、
この花崗閃緑岩がゆざわの大地でいうと「古老」ともいうべき岩石なわけです。

さて、そこで問題となるのが「地質学的な時間」に対する捉え方です。

「1億年」は古いのか、新しいのか。

一般の人たちであれば、間違いなく「古い」と考えますが、
研究をしている人たちは「新しい」と思う場合が意外とあります。

この時間感覚の違いは「何を研究しているか」によって生まれてきます。

地球は生まれてから46億年ぐらいになるので、地球を研究している人たちの時間感覚は
どうしても長くなりがちです。

さらに言えば、宇宙を研究している人たち。
宇宙は生まれてから138億年ぐらいになるので、その時間感覚はさらに長くなる傾向にあります。

もちろん、これらの分野の研究者全員がそうだというわけではないですが、
少なくとも一般の人たちの捉え方とは一線を画しているとは思います。

こうした時間感覚を少しでも一般の人たちに理解してもらうための手法として、
46億年の地球の歴史を1年間365日に換算する方法があります。

地球が生まれたときを「1月1日0時0分0秒」、
いま現在私たちがいる時間を「12月31日23時59分59秒」として、
地球上で起こったイベントが、何月何日に起こったのかを知ることで「地質学的な時間」に対する感覚を知ってもらうのです。

それによると、先ほどの「1億年」は何月になるのか。




答えは、12月24日です。


つまり、地球の歴史を1年間にまとめて考えてみると、ゆざわの大地は1週間ほどでつくられたということになります。


皆さんはどう感じますかね?

ちなみに宇宙が生まれたときを「1月1日0時0分0秒」として考えると、1億年は「12月29日」になります。
宇宙の感覚で考えると、2日でゆざわがつくられたのですね・・・。

人間では想像もできないような長い時間をかけて、大地がつくられました。
そう考えると、大地をつくっている石も貴重なものだと思えてきませんか??

そんなことを少しでも感じてもらえたらうれしいです!

ではでは!

イトケン











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湯沢市ジオパーク推進協議会事務局

Author:湯沢市ジオパーク推進協議会事務局
世界ジオパーク認定登録を目指して日々活動している「湯沢市ジオパーク推進協議会」事務局です。

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