大雨が止んでも注意してください!
2020-07-29
皆さん、こんにちは。
イトケンです。
ここ数日、降り続いた大雨のため秋田県と山形県では河川の氾濫が起こりました。
湯沢市内で氾濫は起こっていませんが、雨の記録を見てみると油断はできないようです。
そこで簡単にですが、過去の雨の記録と今年の記録を比較してみました。
出典はいつもの通り、気象庁のデータです。

グラフ1:湯沢と湯の岱で今月に記録した1時間あたりの降水量(棒グラフ)と累計降水量(折れ線グラフ)
7月の降水量のデータです。
湯沢では断続的に雨が降り続いており、7月の頭には1時間に20mmを超えるような
強い雨を記録しています。
その降水量を足し合わせていったのが、累計降水量(折れ線グラフ、右軸)です。
昨日までのデータしかないので7月28日までになりますが、今の時点で累計降水量がどちらの地点も300mmを超えています。
では、それが例年と比べて多いのか少ないのか、ここ44年の平均を計算してみました。
すると・・・。
湯沢 :156.8mm
湯の岱:210.2mm
すでに今月の雨量はここ44年の平均の倍になっていることがわかります。
この後ゆざわの天気は回復傾向ではありますが、例年以上に大雨が降ったことは間違いありません。
今後しばらくは土砂災害の危険性が高くなっていると考え、身の回りに注意していただければと思います。
ではでは。
イトケン