湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

院内銀山の鉱脈

2011-10-31

Trick or treat 

というわけで今日はハロウィンですね

ケルト人の収穫感謝祭が起源といわれているそうで、
諸聖人の日(万聖節、11月1日)の前夜を意味する「All Hallows Even」が短縮され、
「Halloween」と呼ばれるようになったそうです

私は特にパーティーなどはしませんが、
店に並ぶハロウィングッズは可愛くてつい見てしまいます


さて、今日も前回の続きです
       1.院内銀山
       2.江戸時代の絵図に描かれた院内銀山
       3.院内銀山の採掘

院内銀山の銀鉱脈は、約600万年前の台山石英閃緑岩の貫入に伴う
低温鉱液(重金属を含む熱水)が断層や割れ目に沿って上昇し、
銀鉱物が晶出したと考えられています
(※貫入マグマが地層や岩石内に入り込んで固まり、新しい火成岩体を形成すること)

銀鉱脈は、主に中新世(約2000~1500万年前頃)の安山岩と同質の凝灰岩中に
胚胎しています

院内地域の地質と鉱脈の形成時代
院内地域の地質と鉱脈の形成時代


院内銀山の主な鉱石は、輝銀鉱濃紅銀鉱脆銀鉱自然銀からなり、
銀に富んだ鉱脈で、場所によっては金、銅、鉛を産出しました

院内銀山から産出した鉱石は、院内銀山異人館2階に展示されています

院内銀山から産出した銀鉱石
院内銀山から産出した銀鉱石


さて、ここからは院内銀山の現況についてです

昭和29年(1954)に全山休止した院内銀山ですが、
戦後の秋田県の助成金で探査した結果、
地下から良質の新しい銀鉱脈が発見されました
(銀の埋蔵量:推定約200~300トン

昭和59年(1984)~昭和61年(1986)、秋田県中小鉱山振興対策探鉱補助事業により
坑道探鉱(計590m)が実施され、高品位の鉱量を確保しましたが
銀価格下落により探鉱は中止されています

過去に3回の盛況な時代があった院内銀山、経済条件(主に銀価格の高騰)によっては
将来再開発され4回目の繁栄があるかも


ということで、4回にわたる長い説明にお付き合い頂きありがとうございました

次回からは、院内銀山に関係するジオポイントを紹介していきます

今日のブログは、湯沢市ジオパーク推進協議会事務局のトビウオがお伝えしました

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世界ジオパーク認定登録を目指して日々活動している「湯沢市ジオパーク推進協議会」事務局です。

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