湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

雪国ジオパークフォーラムに参加してきました。

2018-03-23

こんばんは。ゆっこです。
さて早速ですが、昨日今日と雪国ジオパークフォーラムに参加してきました。
今年は苗場山麓ジオパークさんで開催してくださいましたので、お邪魔してきました。
苗場山麓さんは、新潟県の津南町と長野県の栄町にまたがるジオパークです。
ちなみに、湯沢市と交流がある新潟県の湯沢町さんの近くですね(^^)

フォーラム開始は昨日の13:00!
津南町の副町長さんからご挨拶を頂いて開始です。
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雪が沢山降ると、大変なことも多いけれど、そのお蔭でさまざまな恵みももたらされています。
“みんな雪のお蔭”というキーワードで町づくりをし、雪下にんじんをはじめとした農作物や天然水なども雪の恵みとしてPRしていきたい、とお話しされていました。

最初の基調講演では、日本ジオパーク委員会委員の、産業技術総合研究所特別顧問の佃栄吉先生です。
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『オリジナルのジオパークモデルを作ろう -日本のジオパークは急速に発展してきたが、まだまだやることは多い-』
佃先生御自身の委員としてのご経験などを交えながら、日本のジオパークの現状について分かりやすくご講演いただきました。
ジオパークの理念の一つである、持続可能な開発は、地域ごとにあったやり方があり、それを見つけていくためにお他のジオパークを知ることは大切です。
また、現在は過去の真実に迫るためのカギであり、過去は未来を解き明かすためのカギである、ということをお話しされていました。

次の基調講演は立教大学観光学部教授の舛谷鋭先生で、『ジオパークと観光アクティビティとの連携』という演目でお話しされました。
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観光学の視点から、ジオツーリズムを多くの人に楽しんでもらうためにはどうすればいいのかなどを分かりやすく解説されていました。
旅行は非日常を巡る旅であり、ストーリーで何気ない日常を非日常に変えることができます。
何も知らずに歩くいつもの道も、見方を変えれば様々な秘密が隠された特別な道に変わります。
現在のジオツーリズムでは、ストーリーの背景としてジオがあったけれど、ジオ理解のベースとなるためにストーリーがあると考えるのもいいのではないかと提唱されていました。

基調講演のあとは、ジオパークに携わっている人と、アクティビティに携わっている人がステージに上がり、『ジオパークと観光アクティビティとの連携』というテーマでパネルディスカッションが行われました。
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コーディネーターは雪国観光圏ブランドマネージャーのフジノケンさん。
パネリストの皆さんは、株式会社日本アウトドアサービス代表の岩館広彬さん、NPO法人信州アウトドアプロジェクト代表の島崎晋亮さん、白山手取川ジオパークNPO法人白山しらみね自然学校ガイド山口隆さん、立山黒部ジオパーク専門員の山岡勇太さん、苗場山麓ジオパーク専門員の中野浩平さんの5人でした。

お客様が求めていること、アクティビティを行っている人たちがジオパークに期待すること、ジオパーク関係者がアクティビティを行う人に提供できることは、等の観点で議論が進んでいきました。
お客様と接するガイドは、やはり難しいことや自分が伝えたいことを話すだけではなく、お客様と楽しませる娯楽性も念頭に置く必要があるのではないか。
アクティビティを行うときに、川の成り立ちや滝の出来方、周辺の岩石についてなどをガイドの基礎知識として持つことで、話の引き出しが広がり結果的に客様の対象者を広げることが出来るのではないか。そのためには、ジオパークで紹介している大地の魅力などを知識として取り入れていく必要があるのではないか。
ジオパークは、大地を理解するため、大地の不思議に目を向けさせるためのストーリー作りに力を入れる必要があるのではないか。
両者が連携していくためには、気軽な情報交換の場があるといいのではないか。
というようなまとめとなりました。

パネルディスカッション終了後は、基調講演をして頂いたお二人から、講評がありました。

佃先生からは、
アクティビティなどの体験はジオパークを楽しいと感じてもらう入り口としてとても大切です。
難しいというイメージを壊していかない限り、ジオパークの活動は前に進んでいきません。
急流をカヌーで下るラフティングの時に、なぜここは急流なのかなどの話を入れれば、大権の深みが増し、同時にジオパークの世界への入り口にもなります。
と言うようなご講評がありました。

舛谷先生からは、
一世代前に流行ったような、外部の業者が現地の資源を切り売りし、経済の合理性に重きを置き、大量消費を進めるような観光は現代には合いません。
地域の資源を消費・劣化させない、街づくりにつながるような観光をしていく必要があります。
そういう意味では、地域での体験を主にした観光や、ジオパークのように地域の資源を持続可能な形で観光に利用する方法は、これからの観光の形にあっています。
教育旅行などからの手繰り寄せ等、様々な工夫をしながら進めていくといいのではないでしょうか。
というお話を頂きました。

これで、この日のプログラムは終了です。
薄暗くなってきた中、スカイランタンの打ち上げを希望者で行いました。
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50cmくらいのランタンに火をつけ、空に飛ばしていきます。
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おー。
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風も強かったのか、割と勢いよく飛んでいきました。
ちなみに、ランタンにはあげた人の願い事が書いていました。
雪と光って、とてもあいますね。

さて、次の日はスノ―シューを履いてエクスカーション!
そのご報告は、他の事務局員にお任せしたいと思います。

では今日はこの辺で、と言いたいところですが、最近湯沢外での活動報告ばかりで全然湯沢のことが発信出来ていません・・。
ということで、今日湯沢に帰ってきたときの写真を1枚。
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湯沢横手道路から見る東鳥海山です。
雪もかなり溶けてまいりましたね。
いろんな場所にも行きやすくなってきました。

今年度もあと1週間。
新年度を元気に迎えるためにも、あと少し頑張りたいと思います!
では今日はこの辺で。
ゆっこでした。
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Author:湯沢市ジオパーク推進協議会事務局
世界ジオパーク認定登録を目指して日々活動している「湯沢市ジオパーク推進協議会」事務局です。

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