第1回JGN全国研修会の様子 その2
2012-03-25
今日は3月25日。平成23年度も、この1週間で終わりです。今年度の締めくくりの1週間ですので、総仕上げのつもりで、バリバリと加盟申請書を作成したいと思います。と、毎回書いていますが、なかなか筆が進みません。専門家のみなさんのアドバイスを聞きながら、仕上げたいと思います。
さて、今日は、2月16日と17日に開催された「第1回JGN全国研修会の様子」その2ということで、2日目のバスジオツアーの様子を御紹介します。
初日の研修が終了後、交流会があり、かなり遅くまで懇親を深めました。いろいろな地域のみなさまの意見を聞くことができ、貴重な時間を過ごさせていただきました。
そして翌日。参加者のみなさんは、お疲れの様子のままバスに乗り込み、いざバスジオツアーに出発です。
秩父地域は、大正5年に宮沢賢治が地質巡検に訪れたということで、ゆかりの地を巡るツアーとなりました。下の写真は、宮沢賢治が宿泊した旅館を改修し、宮沢賢治の資料などを展示する資料館となっている「小鹿野町観光交流館」です。すでに旅館の営業はやめていますが、賢治が泊まったという記録が残っており、実際に賢治ファンが訪れています。参加したある人が、「その人が立ち寄ったり、宿泊したというだけでファンが訪れるのは、賢治か、坂本龍馬くらいじゃないか。すごいな…」と言っていましたが、まさにその通り。廃業した旅館が、生まれ変わるんだから、すごいです。
小鹿野町観光交流館


その後、バスは、ようばけとおがの化石館へ。おがの化石館の駐車場には、ジオパーク認定前に設置された古い看板とジオパークへ取り組み始めた後に設置した看板が並んでいます。この場所も、新旧看板が比較できるということで見所だそうですよ。
新旧看板

ようばけ

ようばけと賢治の歌碑

パレオパラドキシアのデフォルメ像

おがの化石館周辺の視察の後、バスに乗り込み、別の場所へ移動。そこで撮った写真がこちら。
↓

バスツアーの途中で休憩に立ち寄ったところにも、秩父ジオパークの看板が設置されていたんですが、真面目なJGNの面々は、その看板についても、議論が始まります。本当にジオパークのことを真面目に考えている人たちの集まりですよ、JGNは!
次は、ポットホール見学です。認定された地域を視察するのは、本当に参考になります。看板一つとっても、勉強になります。
ポットホール看板

固い石が、激しい川の流れによって、激しく回転し、川底を削ってできたのがポットホールです。このポットホールは、たまった水を排水するボランティアの人がいるというようなことを言っていました。
ポットホール


自分の地域だけを見ていては煮詰まってしまうことも、他の地域を見ると、パッと開けることもあると感じました。ジオパークの相互の交流は、日本ジオパークのレベルアップのためにも大事なことだと思いますので、この研修会は、継続してほしいと思います。
ちょっと長いブログですが、湯沢市ジオパーク推進協議会事務局の赤い彗星が本日の担当でした。今日は日曜日なので、見る人が少ないんですが、つい長々と書いてしまいました。
さて、今日は、2月16日と17日に開催された「第1回JGN全国研修会の様子」その2ということで、2日目のバスジオツアーの様子を御紹介します。
初日の研修が終了後、交流会があり、かなり遅くまで懇親を深めました。いろいろな地域のみなさまの意見を聞くことができ、貴重な時間を過ごさせていただきました。
そして翌日。参加者のみなさんは、お疲れの様子のままバスに乗り込み、いざバスジオツアーに出発です。
秩父地域は、大正5年に宮沢賢治が地質巡検に訪れたということで、ゆかりの地を巡るツアーとなりました。下の写真は、宮沢賢治が宿泊した旅館を改修し、宮沢賢治の資料などを展示する資料館となっている「小鹿野町観光交流館」です。すでに旅館の営業はやめていますが、賢治が泊まったという記録が残っており、実際に賢治ファンが訪れています。参加したある人が、「その人が立ち寄ったり、宿泊したというだけでファンが訪れるのは、賢治か、坂本龍馬くらいじゃないか。すごいな…」と言っていましたが、まさにその通り。廃業した旅館が、生まれ変わるんだから、すごいです。
小鹿野町観光交流館


その後、バスは、ようばけとおがの化石館へ。おがの化石館の駐車場には、ジオパーク認定前に設置された古い看板とジオパークへ取り組み始めた後に設置した看板が並んでいます。この場所も、新旧看板が比較できるということで見所だそうですよ。
新旧看板

ようばけ

ようばけと賢治の歌碑

パレオパラドキシアのデフォルメ像

おがの化石館周辺の視察の後、バスに乗り込み、別の場所へ移動。そこで撮った写真がこちら。
↓

バスツアーの途中で休憩に立ち寄ったところにも、秩父ジオパークの看板が設置されていたんですが、真面目なJGNの面々は、その看板についても、議論が始まります。本当にジオパークのことを真面目に考えている人たちの集まりですよ、JGNは!
次は、ポットホール見学です。認定された地域を視察するのは、本当に参考になります。看板一つとっても、勉強になります。
ポットホール看板

固い石が、激しい川の流れによって、激しく回転し、川底を削ってできたのがポットホールです。このポットホールは、たまった水を排水するボランティアの人がいるというようなことを言っていました。
ポットホール


自分の地域だけを見ていては煮詰まってしまうことも、他の地域を見ると、パッと開けることもあると感じました。ジオパークの相互の交流は、日本ジオパークのレベルアップのためにも大事なことだと思いますので、この研修会は、継続してほしいと思います。
ちょっと長いブログですが、湯沢市ジオパーク推進協議会事務局の赤い彗星が本日の担当でした。今日は日曜日なので、見る人が少ないんですが、つい長々と書いてしまいました。