湯沢市ジオパーク推進協議会は、秋田県湯沢市の「世界ジオパーク」認定登録に向けて、日々奮戦中です。
ゆざわジオパークのいろいろな情報や事務局の日々の感想をつづるブログです。

唐花草

2019-10-26


皆さん、こんにちは。
イトケンです。

先日行ったガイド養成講座の下見をしていた際に、
こんな植物を見かけました。

photo01
写真1:これはいったい??

下見に同行していただいた、ゆざわ学講座でも講師をお願いしている自然観察指導員の佐々木進さんによると、
これは「カラハナソウ(唐花草)」というそうです。

通称、和製ホップ。

そう、ホップ。
ビールの苦みや香りのもとになるあれです。

進さん曰く、「昔は高松地区の方で、これを干してからどぶろくを作ってたよ」とのこと。
このカラハナソウを酵母代わりとしてつかっていたそうです。

ひょっとしたら年配の方で、そんな光景を覚えている方がいるかもしれませんね。
今となっては、そんなどぶろく作りもあまり行われていないようですが、
カラハナソウをつかって、どぶろく作りが行われていたことは覚えていたいなと感じました。

人の記憶から失われない限りは、本当の意味で「失った」とはならないと思うので・・・。
まあ屁理屈ですが・・・(汗)。

しかし、昔の人はこの植物をつかって、発酵することによく気が付きましたね。
狙ってできることではないと思うので、偶然による発見だとは思うのですが、
単純にすごいなと感じました。

身近にあるものを、偶然により大きな利益があるものに変える。

そんなものをゆざわジオパークで生み出せたら・・・、良いですね!

イトケン


セリトープ?ビオトープ?完成!?(なぎはる)

2019-10-25

なぎはるです。

長期休暇を終え、通常の日々が戻ってきました。
市役所では周りから入ってくる余計な情報があまりに多いので、耳栓をしたり、コンタクトの度を敢えて落としたりと、
集中する努力に励んでいますが、やはり疲労感が半端ないですね。ちとぐったりです。
しばらく土日休暇もないので、体調に気をつけなければなりませんね。

さて、第三次ゆざわジオパーク構想とゆざわジオパーク認定商品制度の原案作成を終え、
ようやく他の業務を行えるようになってきました (再認定審査の報告書作成はさておき…ね)

苔沼に生息するキンギョの除去作業を進めるために、捕獲したキンギョの保管場所となるビオトープをジオスタ☆ゆざわに設置しました。ビオトープには、以前ブログで紹介した「ウイルスフリー セリ」を植栽しましたよ。

セリは水さえしっかりと与えれば、忽ち大きくなるので比較的簡単に栽培できる植物…ですね。
冬季間中に地上部が枯死しちゃうかもだけど、きっと長い年月楽しめるんじゃないかと考えています。

今後、セリやキンギョに加え、ゆざわを特徴づけるものをどんどん投入していくので、
興味がある方は是非、足を運んでみてくださいね。

体力温存のために、今日はこのへんで!なぎはるでした。

院内銀山をみて

2019-10-21


皆さん、こんにちは。
イトケンです。

昨日のラグビーは残念でしたね。
やはり8強の壁は厚いなと感じました。
そして、南アフリカは強かった・・・。

でも、この1か月はラグビー日本代表を見るのがすごく楽しみでした。
おかげで人生で初めての「ロス」を体験中です・・・。
気持ちが盛り上がってきません・・・。

サッカーを見ても、今までこんな経験なかったのですが、
それだけ自分の中でも楽しみだったと、無くなってから気付きました。
(注:すっかり太りましたが、中高はサッカー部でした。)

なんにせよラグビー日本代表には感謝しかありません。
本当にありがとうございました!

ちなみに車いすラグビーの日本代表は銅メダルを獲得しましたね。
来年の東京パラでは表彰台の一番上に行ってほしいです!

さて、興奮が冷めやらぬまま、前フリが長くなってしまいましたが、
先週の土曜日にガイド養成講座を実施しました。

今回は当ジオパークのアドバイザーである 佐々木詔雄 氏に
ゆざわにある鉱山や石材についてお話しいただきました。

当日はあいにくの雨・・・。
なんだか自分が講座を担当すると、ほぼ100%で雨な気がします・・・。
ゆざわと相性悪いのかな・・・。

雨のため、当初予定していた秋ノ宮の奥地に行くのは断念し、
院内銀山や松岡鉱山跡を現地見学しました。

院内銀山に行く前には誓願寺さんを訪問し、「潜伏キリシタン」たちが持っていた
マリア観音像などの説明を受けました。

誓願寺さんは元々銀山周辺に11軒あったお寺の中で、院内地区に唯一残っているお寺です。
(注:ほかにも残っているお寺はありますが、院内地区ではなく横堀地区などに移っています。)

鉱山で採掘するには、とにかく人手が必要ということで、当時の院内銀山には
全国各地から多くの人が働きにきていました。

その中には取り締まりから逃れてきたキリシタンも多くいたようで、
誓願寺以外にも湯沢市内にはマリア観音像があります。

出身地も信仰も異なる人々が、一緒に働く。
いまから400年近くも前に、院内銀山で「多文化共生」が成り立っていたと思うと、感慨深いものがあります。
まるでいまのラグビー日本代表のようですね!

ただ、注意したいのは以前の自分のブログでも書いた通り、
多文化が共生するためには大変な労力と時間がかかるということと、それが目的ではないことです。

当時の院内銀山でも色々と揉め事は起こっていたことでしょう。
それでも「新しい何か」を持ってくるのは、やはり外からやってくる人だと思います。

また、ゆざわジオパークとして活動をしていくなかで「結果的に」多文化が共生する状態が
理想だと個人的には思っています。

そのための「下地」をつくるのが、自分に課せられた一つの仕事だと思っています。
お子さんでも年配の方でも外国語話者でも障害がある人でも、あらゆる人にとって
開かれた「ジオパーク」とはどんなものなのか。

まだまだ具体的なアイデアはありませんが、それが今後のジオパークの活動で
重要な視点になると感じています。

今後も良い意味でゆざわに染まることなく、ゆざわにある地域資源に目を向けて、
ジオパークの活動、ひいては湯沢市の発展に貢献できればと思います。

んだすべ?

イトケン

帰省中に思ったあれこれ(なぎはる)

2019-10-19

現在、帰省中です\(^o^)/
帰省ルートが完全に妨げられていたので、湯沢→鶴岡→新潟→赤倉温泉(宿泊)→佐久といった感じで帰りました(´・ω・`)。

やはり地元に近づきに連れて、しっちゃかめっちゃかになってる感がありますね。佐久は天然要塞と讃えられてきたけど、千曲川の災害と土砂崩れに対してはなんとも脆い地域(・・;

一日も早い復興を心より祈るのみです。

さて、日本ジオパークネットワークでは今回の台風への反省(に対する反省)がなされています。

地形から防災を学ぶ大切さをもっと知ってもらうような活動を行うべきだった、といった反省ですね。

でも、私は、それがもっとも大切なこととは思いません。もちろん、ジオパークとして、防災に関するコンテンツを揃えておく必要はあると思いますが、まずは、「地域資源のことを知る楽しさ」を多くの人に知ってもらうことが大切なのだと思います。

例えば、ジオパークに関連する仕事を行っている人は個々の最も好きなことを熱心に取り組み、その楽しさを多くの人に知ってもらう…そのようにして地域資源(防災地質情報を含む)を知る取っ掛かりを作っていくことこそジオパークに課された使命なのだと思います(地域資源への知的好奇心がゼロの状態では何も進まないのでね(;´∀`))


ジオパークの理念としては「地質を基にした生物・文化資源を保全しながら活用し、教育やツーリズム、防災に役立てること」が挙げられます。
理念を振り返れば、防災を含む全てを満遍なく行う必要があるのですが、はっきり言って無理なんですね、「いうはやすくおこなうのはかたし」です。

でも、無理で終わらせては駄目なので、防災にも繋がる有意義な楽しい活動を行うために何に力を注ぐべきかを、これを機にしっかりと見極めていきたいところです。

なぎはるでした。

自然災害の爪痕を見て

2019-10-15


皆さん、こんにちは。
イトケンです。

台風19号の被害はすさまじかったですね。
総務省消防庁の資料では本日5時時点で、死者が38名、行方不明者が11名、重軽傷者が215名、
住宅の被害はすべての被害を合わせると、1万棟を超えています。
また、孤立している地域もまだ複数あります。

被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

幸いにして、湯沢市では大きな被害はなく市内の川が普段よりも増水したぐらいで済みました。
ただ、個人的には自宅が雄物川に近いので、ヒヤヒヤしながら寝ていました。

湯沢市の防災マップによると、自宅付近の最大水深は1メートルほど。
もし1メートルも浸水してしまったら、うちのように小さい子どもがいる家庭では、
避難するのがかなり難しいと思います。

そうならないために早めの行動をしたいところですが、どうしても「まだ大丈夫」と思ってしまいがちです。
これは人間の持つ性質のひとつで「正常性バイアス」といいます。

生きていくためには必要な「心の特性」ですが、この特性のせいで目の前で起こっている災害の
「過小評価」をしてしまうことがあります。

自分が住んでいる「地域の特徴」を知っておくのと同時に、正常性バイアスという特性があるため、
実際の行動を起こしにくいという「人間自身の特徴」の両方を知ったうえで、
早め早めの行動に結びつけてほしいと思います。

数多くの自然災害が発生する国に生きる者として、自分を、そして家族を守るために普段から何ができるのか。

これからも考え続け、準備をしたいと思います。

イトケン



プロフィール

湯沢市ジオパーク推進協議会事務局

Author:湯沢市ジオパーク推進協議会事務局
世界ジオパーク認定登録を目指して日々活動している「湯沢市ジオパーク推進協議会」事務局です。

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