ゆざわ学講座(第7回)開催報告。
2015-12-16
こんばんは、ゆざわの子です。本日は、ゆざわ学講座(第7回)について報告したいと思います。今回は、稲庭うどんの製造工場見学と製造体験になります。市役所からバスで佐藤 養助 総本店に移動し、工場見学をした後、体験工房に移動して製造体験を行いました。今回は、14名の方が参加しました。
稲庭うどんについてご紹介しますと、稲庭うどんは、日本三大うどんの一つに数えられているうどんで、ひやむぎより若干太く、やや黄色味かかった色をしている乾麺です。製造の過程で、麺の内部に気泡が入り中空になっていて、食感は滑らかです。三梨地区の河岸段丘上で栽培される良質の小麦粉と、豊富できれいな地下水(井戸水)が使われ、さらに、うどん干しに適したきれいな空気と職人に守られてきた伝統技術によって支えられてきました。現在は稲庭うどんの生産量が増えたため、三梨地区の小麦は使われていませんが、うどん作りに必要な水や空気、職人の技は、変わらず使われています。「干しうどん」という特徴も、雪国ならではの保存食としての性格を強く表していると言えます。
・製造工場見学
順に製造工程について、説明を受けていく訳ですが、説明に入る前に試食がありました。透明な小さなカップに入った稲庭うどんが試食用として提供されました。参加者の方の手を見て下さい。小さなカップを持っているのがおわかりになるかと思います。

製造体験で行われる「手綯い」、「つぶし」、「のばし」の作業について主に説明がありました。その工程を人形で現したのがこの写真になります。

職人さんが「のばし」の作業を見せてくれました。すぐに切れそうな細さに見えますが、「手綯い」の作業後だと簡単には伸びません。

男性参加者が力を入れて引っ張っても伸びませんでした。
・製造体験
手綯い

工場見学後、体験工房に移動し、職人さんより、稲庭うどん製造の二日目の工程となる「手綯い」、「つぶし」、「のばし」の工程を職人さんの手本を見た後、順に参加者全員が全ての工程を体験しました。初めて稲庭うどん作りを体験する方がほとんどで、みなさん真剣に手本を見ていました。
では実践です。

秋田県で放映されている稲庭うどんのCMでは、もの凄いスピードで手綯いの作業をしている工場の方の姿が放映されていますが、みなさんそれを目にしているせいか、イメージトレーニングは出来ているようで、少しずつスムーズに作業が出来るようになっていました。ただ、あのCMのスピードで作業するまでには、それなりの年数を要するとの話しでした。参加者のみなさんはこの作業が楽しかったようで、他の工程を終えてから、再度この工程にチャレンジしている方が多く見られました。
つぶし

のばし

体験後、商品にならない稲庭うどんの切れ端を袋に詰めて持ち帰れるサービスもありました。また、今回の作業で作られた完成品を後日、自宅へ送る(別途送料必要)こともできるし、直接総本店に受け取りにくることも可能とのことで、ほとんどの参加者が後日、受け取りに行くと回答されていました。
講座終了後のアンケートでは、参加者の7割が満足との回答で、自由記載では、うどん作りの体験が楽しかった。楽しい時間を過ごせた。「慈しむ」ことが手作りうどんのポイントだった。地元のことを詳しく知ることを体験させて頂いたとの記載がありました。
体験後、お土産を買って帰りたいという方もいらっしゃって、再度「総本店」に立ち寄りお土産として稲庭うどんを購入される方もいらっしゃいました。
以上、本日の担当は、ゆざわの子でした。
稲庭うどんについてご紹介しますと、稲庭うどんは、日本三大うどんの一つに数えられているうどんで、ひやむぎより若干太く、やや黄色味かかった色をしている乾麺です。製造の過程で、麺の内部に気泡が入り中空になっていて、食感は滑らかです。三梨地区の河岸段丘上で栽培される良質の小麦粉と、豊富できれいな地下水(井戸水)が使われ、さらに、うどん干しに適したきれいな空気と職人に守られてきた伝統技術によって支えられてきました。現在は稲庭うどんの生産量が増えたため、三梨地区の小麦は使われていませんが、うどん作りに必要な水や空気、職人の技は、変わらず使われています。「干しうどん」という特徴も、雪国ならではの保存食としての性格を強く表していると言えます。
・製造工場見学

順に製造工程について、説明を受けていく訳ですが、説明に入る前に試食がありました。透明な小さなカップに入った稲庭うどんが試食用として提供されました。参加者の方の手を見て下さい。小さなカップを持っているのがおわかりになるかと思います。

製造体験で行われる「手綯い」、「つぶし」、「のばし」の作業について主に説明がありました。その工程を人形で現したのがこの写真になります。

職人さんが「のばし」の作業を見せてくれました。すぐに切れそうな細さに見えますが、「手綯い」の作業後だと簡単には伸びません。

男性参加者が力を入れて引っ張っても伸びませんでした。
・製造体験
手綯い

工場見学後、体験工房に移動し、職人さんより、稲庭うどん製造の二日目の工程となる「手綯い」、「つぶし」、「のばし」の工程を職人さんの手本を見た後、順に参加者全員が全ての工程を体験しました。初めて稲庭うどん作りを体験する方がほとんどで、みなさん真剣に手本を見ていました。
では実践です。

秋田県で放映されている稲庭うどんのCMでは、もの凄いスピードで手綯いの作業をしている工場の方の姿が放映されていますが、みなさんそれを目にしているせいか、イメージトレーニングは出来ているようで、少しずつスムーズに作業が出来るようになっていました。ただ、あのCMのスピードで作業するまでには、それなりの年数を要するとの話しでした。参加者のみなさんはこの作業が楽しかったようで、他の工程を終えてから、再度この工程にチャレンジしている方が多く見られました。
つぶし

のばし

体験後、商品にならない稲庭うどんの切れ端を袋に詰めて持ち帰れるサービスもありました。また、今回の作業で作られた完成品を後日、自宅へ送る(別途送料必要)こともできるし、直接総本店に受け取りにくることも可能とのことで、ほとんどの参加者が後日、受け取りに行くと回答されていました。
講座終了後のアンケートでは、参加者の7割が満足との回答で、自由記載では、うどん作りの体験が楽しかった。楽しい時間を過ごせた。「慈しむ」ことが手作りうどんのポイントだった。地元のことを詳しく知ることを体験させて頂いたとの記載がありました。
体験後、お土産を買って帰りたいという方もいらっしゃって、再度「総本店」に立ち寄りお土産として稲庭うどんを購入される方もいらっしゃいました。
以上、本日の担当は、ゆざわの子でした。