ジオパーク学習、続々!
2013-10-31
みなさんこんにちは、どらごんです 
昨日のミレーさんの記事でもご紹介がございましたが、ゆざわジオパーク内の紅葉もちょうど見ごろをむかえております。今度の連休は少し天気が心配ですが、一年のうちで今しか楽しむことができないので、ぜひきれいな紅葉を見にお越しください
さて、本日は、最近対応した市内の小中学校での学習会の様子をお伝えしたいと思います
まず、こちらの写真は、雄勝地区の4小学校の6年生理科合同学習会で観察・見学した露頭です

「大地のつくりと変化」の単元で学習した知識をフル活用させて、この地層ができた成り立ちを理解するのが目的です。
今回は、地図上での位置から入り、露頭のマクロな構造をスケッチを描いてとらえ、近づいて、地層を構成している粒の色や形、大きさの変化などを観察しました。ふだん、ぼくらのような地質学者がやっていることと同じ方法で観察を行いました。

さすが、秋田の子は賢く、「礫のなかに入っている鉱物が...」等、おおっと思わせるような非常に細かい部分にまで注目している生徒もおり、驚きました。
観察した事実に基づき、仮説を立てるところまで行ない、こちらで解説を行ないました。
学校で学習した内容を、実践できるような機会をもっともっと増やしていき、多くの生徒に科学の楽しさに触れてほしいなと思います!
後半は、
高松の化石資料室にて、ゆざわジオパークの岩石と化石を見学しました。

なかには以前にも訪れている子が何名かおり、初めて来た子に教えている姿も見られ、少しずつ ジオ が浸透してきいるのかな、と感じました。

ちなみに、上の写真は前日に行った、雄勝中学校1年生の「歴史学習会」での様子です。同じように見学を行なったのですが、学年は1年しか違わないのに、見学する様子には大きな違いがあるように感じました。
小学校では、見学のなかで好きな化石を2つ選び、それらについて詳しく観察・スケッチを行うという形をとりました

ただなんとなく見ているよりも、スケッチをすることで、貝殻の表面の模様がわかったり、葉っぱの葉脈の様子や、昆虫のからだのつくりなどを知るきっかけにもなるかと思います。
さらに、この日は最後に、高松地区センターの佐藤所長から、
ジオラマの前で地熱発電の解説もしていただきました。
現在稼働している発電所や調査のための掘削等は高松や皆瀬、小安地域が目立っておりますが、実は雄勝地域でも、過去に地熱発電の可能性を探る調査が行われております。

生徒たちは、聞いたことあったけど、はじめて知ることに驚きながら聞いている様子で、
中には、「ゆざわのことをもっと調べたい」 と感じている子もいたようです
今後は、こうした気持ちをもっと伸ばせられるような環境づくりにも、力を入れていきたいと思いました。
今週は、あちこちの学校を回って忙しかったどらごんでした

昨日のミレーさんの記事でもご紹介がございましたが、ゆざわジオパーク内の紅葉もちょうど見ごろをむかえております。今度の連休は少し天気が心配ですが、一年のうちで今しか楽しむことができないので、ぜひきれいな紅葉を見にお越しください

さて、本日は、最近対応した市内の小中学校での学習会の様子をお伝えしたいと思います

まず、こちらの写真は、雄勝地区の4小学校の6年生理科合同学習会で観察・見学した露頭です


「大地のつくりと変化」の単元で学習した知識をフル活用させて、この地層ができた成り立ちを理解するのが目的です。
今回は、地図上での位置から入り、露頭のマクロな構造をスケッチを描いてとらえ、近づいて、地層を構成している粒の色や形、大きさの変化などを観察しました。ふだん、ぼくらのような地質学者がやっていることと同じ方法で観察を行いました。

さすが、秋田の子は賢く、「礫のなかに入っている鉱物が...」等、おおっと思わせるような非常に細かい部分にまで注目している生徒もおり、驚きました。
観察した事実に基づき、仮説を立てるところまで行ない、こちらで解説を行ないました。
学校で学習した内容を、実践できるような機会をもっともっと増やしていき、多くの生徒に科学の楽しさに触れてほしいなと思います!
後半は、
高松の化石資料室にて、ゆざわジオパークの岩石と化石を見学しました。

なかには以前にも訪れている子が何名かおり、初めて来た子に教えている姿も見られ、少しずつ ジオ が浸透してきいるのかな、と感じました。

ちなみに、上の写真は前日に行った、雄勝中学校1年生の「歴史学習会」での様子です。同じように見学を行なったのですが、学年は1年しか違わないのに、見学する様子には大きな違いがあるように感じました。
小学校では、見学のなかで好きな化石を2つ選び、それらについて詳しく観察・スケッチを行うという形をとりました


ただなんとなく見ているよりも、スケッチをすることで、貝殻の表面の模様がわかったり、葉っぱの葉脈の様子や、昆虫のからだのつくりなどを知るきっかけにもなるかと思います。
さらに、この日は最後に、高松地区センターの佐藤所長から、
ジオラマの前で地熱発電の解説もしていただきました。
現在稼働している発電所や調査のための掘削等は高松や皆瀬、小安地域が目立っておりますが、実は雄勝地域でも、過去に地熱発電の可能性を探る調査が行われております。

生徒たちは、聞いたことあったけど、はじめて知ることに驚きながら聞いている様子で、
中には、「ゆざわのことをもっと調べたい」 と感じている子もいたようです

今後は、こうした気持ちをもっと伸ばせられるような環境づくりにも、力を入れていきたいと思いました。
今週は、あちこちの学校を回って忙しかったどらごんでした
