世界が「つながる」ことのリスクとその可能性
2020-01-30
皆さん、こんにちは。
イトケンです。
冬の時期はいろいろな病気が蔓延しますね。
かくいう自分の子どもも、手足口病にかかりました・・・。
口の中が痛いようで、ご飯のたびに大泣き・・・。
いまはかなり良くなったようで、前と同じようにモリモリご飯を食べております。
よかよか。
さて、いま話題の病気というと新型のコロナウイルスですね。
中国で発生後、国内でも7名(※1)が感染しています。
これ以上、蔓延してほしくはないですが、いまの状況をみるになかなか難しいかもしれません。
ウイルスの潜伏期間が最大で14日と長いことなど、ウイルス自体の特徴の問題ではなく、
以前のブログでお話しした「つながり」が、今回はリスクになっているためです。
科学技術の進歩により、人は簡単に他の場所へ行くことができるようになりました。
まさに地球が小さくなったと思えるような時代です。
それは大変便利なことですが、一方で今回のような「新型ウイルス」を短期間で拡散させるリスクも含んでいます。
これはウイルスだけではなく、植物や動物などの「外来種」の流入もありますし、
人間同士の文化的な衝突を引き起こすこともあるでしょう。
つまり、世界が「つながる」ことで万事解決ということはなく、「つながる」ことで起こる問題もあるわけです。
私個人としては、今後の世界が、「つながる」ことにもデメリットがあると理解した上で、
それでもなお密接につながっていく必要があるのではないかと考えています。
何でもそうですが、今の時代にリスクを減らすことはできても「ゼロ」にすることは不可能です。
ならば、リスクを減らすように動きつつ、それを上回るだけの「メリット」をつながることで生み出せるか。
そこが今後のジオパーク活動に限らず、いろいろな組織、特に地方自治体が
生き残っていくための重要な「視点」になるような気がしています。
でも、リスクをおかすのってやっぱり怖いですよね・・・。
それは自分がまだまだ修行不足なのかな。
精進します!
イトケン
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※1:厚生労働省の「中華人民共和国湖北省武漢市における新型コロナウイルス関連肺炎について(令和2年1月29日版)」より